理性狂―解釈妄想病と復権妄想病

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理性狂―解釈妄想病と復権妄想病

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  • サイズ A5判/ページ数 341p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335651809
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C3011

出版社内容情報

古典精神医学の精華が、100年の時空を超えて蘇る

第1章 解釈妄想病の症状
第2章 妄想観念の特性・類型・反応
第3章 経過
第4章 類型
第5章 形成と原因
第6章 診断
第7章 歴史
第8章 疾患分類学の試み
第9章 治療と司法精神医学
補遺 文学作品に見られる解釈妄想病

ポール・セリュー[ポール・セリュー]
著・文・その他

ジョゼフ・カプグラ[ジョゼフ・カプグラ]
著・文・その他

濱田 秀伯[ハマダ ヒデミチ]
監修

千葉 洋[チバ ヒロシ]
翻訳

内容説明

古典精神医学の精華が、100年の時空を超えて蘇る。本書はフランスにおけるパラノイア論の白眉である。これを読むと、20世紀初頭にぶつかり合ったドイツ学派とフランス学派さらにヨーロッパ精神医学の全貌を、当時の熱気とともに概観することができる。その飛沫こそ解釈妄想病、復権妄想病などの慢性妄想病群である。今日、その大半は忘れ去られているが、意味するところは少しも失われていない。

目次

序説 体系化妄想病と妄想解釈の全体像、解釈妄想病の定義
第1章 解釈妄想病の症状
第2章 妄想の特性・類型・反応
第3章 経過
第4章 類型
第5章 形成と原因
第6章 診断
第7章 歴史
第8章 疾患分類学の試み
第9章 治療と司法精神医学
補遺 文学作品に見られる解釈妄想病

著者等紹介

セリュー,ポール[セリュー,ポール] [S´erieux,Paul]
1864‐1947。フランスの精神科医。サルペトリエール学派の一人でサン・タンヌ病院のマニャンのもとで学んだ。クレペリンの早発痴呆をフランスに紹介し、マニャンの分類体系との整合性を探りながら、パラノイアの領域にフランス独自の理性狂を確立した

カプグラ,ジョゼフ[カプグラ,ジョゼフ] [Capgras,Josef]
1873‐1950。フランスの精神科医。サルペトリエール学派の一人。サン・タンヌ病院ではセリューの弟弟子にあたり、ともにフランスにおけるパラノイア概念を確立した。1923年に発表した人物誤認はカプグラ症候群と呼ばれる

濱田秀伯[ハマダヒデミチ]
東京都出身。1972年慶応義塾大学医学部卒業。医学博士。1979~83年パリ大学サン・タンヌ病院へフランス政府給費留学。慶応義塾大学医学部精神神経科専任講師、准教授、客員教授、群馬病院長を経て六番町メンタルクリニック精神療法センター長。日本精神医学史学会理事長

千葉洋[チバヒロシ]
山形県出身。1976年明治大学仏文科卒業。1981年フランス、パリ政治学院国際関係学科卒業。在日フランス大使館極東担当財務部事務官、フランス系銀行グループ日本現地法人役員等を経て、フランス語翻訳者。東京日仏学院で堀茂樹に翻訳を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆうか

0
日本語訳がとにかく分かりにくい。事例が乗っているが主語がなく、語りなのか説明なのか全く分からない。読み終わるまでにかなり時間がかかった。 妄想や解釈を伴うが、知的な衰弱は見られない精神障害があるということがかかれていた。大体は生育歴に何かしらのトラブルがあり、大人になって発症するケースが多いようである。現代で言うと統合失調症、パーソナリティ障害にあたるのかな。2024/11/09

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