感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シルク
16
ようやく読了。本当は夏休みのあいだに、上下巻読みきろうと思っていた。。。が、8月下旬に父が病に感染して帰ってきて、看病に明け暮れ、そんで、攻撃的な母親とのやり取りにも明け暮れた。あっという間に夏休みは終わり、授業も始まり、相変わらず母親との闘いは続く。…で、予定から大幅に遅れて、やっと上巻読了。いやー、、、かんなり面白かった! 今年の1月に書き上げた論文の、続きで、「無意識」についてちょっと触れようとしていた。んで、1月の時点では、次の論文は、6月初めに書き上げて、投稿しようと思っていた。さらに、→2022/10/13
okazukineko
6
人間にこんな本が書けるんだ、、、という大著。著者はどんだけ一次文献読んでるのか想像もつかない。すごすぎ。とりあえず上巻の内容としては、フロイト以前の精神医学というものが有史以来洗いざらい述べられてその連続性が語られている。個人的には、18・19世紀の思想的潮流(啓蒙主義・ロマン主義など)が力動精神医学というものへどう流入しているのかという場面が一番興味がかき立てられた。でも、全編にわたってとにかく面白かった。下巻ではいよいよ、上巻で描かれた広大な地図がフロイト、ユング、アドラーへと繋がっていくはず。楽しみ2013/05/19
みどり
5
非常に読みごたえのある本。原始宗教〜磁気治療〜催眠療法〜ジャネまで。 いままで私が感じていた、意識・無意識の定義についての懐疑や、宗教的なものに対する構えが解消されていく感じ。 各研究者の波乱万丈な人生と、その中で成し遂げた偉業に感動する。 ジャネの著作は読んでみたいと思った。2018/05/18
catfist
3
冒頭の呪術がらみの話が面白すぎる。上巻は例の三人の登場前まで。例の三人によって確立した「無意識」という概念が、以前にはどのように捉えられていたかよくわかる。2020/11/07
アブーカマル
3
帰省中なので戻ったらレビュー書きます2017/03/02
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