リベンジポルノ―性を拡散される若者たち

個数:

リベンジポルノ―性を拡散される若者たち

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月17日 19時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784335551758
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

被害にあってしまった当事者の生の声をもとに、リベンジポルノをめぐる現状を明らかにし、その予防策・打開策を探る。

「撮らせたあなたが悪い」、その無理解が、リベンジポルノの被害を拡大させている!

相手の性的な画像や動画を、本人の同意なしに公開・拡散する行為のことを「リベンジポルノ」と呼び、2013年に東京都三鷹市で発生した女子高生殺害事件を機に、社会問題化しました。「性」を拡散されるリベンジポルノの被害者が受けるダメージは甚大であるにもかかわらず、責められるのはなぜか被害者。
リベンジポルノの被害にあってしまった当事者や被害者支援に取り組む実践者たちの生の声をもとに、リベンジポルノをめぐる現状にせまり、その予防策・打開策を探ります。
リベンジポルノが増殖する社会に、私たちはどう向き合えばいいのか。被害者、保護者、警察関係者、先生はじめ教育関係者、メディア関係者など、必読の一冊。

第1章 性が拡散される社会
 1 リベンジポルノとは何か
 2 リベンジポルノはいつから日常になったのか

第2章 リベンジポルノはなぜ生まれるのか
 1 性を拡散するというコミュニケーション
 2 性を拡散するというビジネスモデル
 3 「撮らせなければいい」という「対策」に意味はない
 4 リベンジポルノの当事者たち
 5 被害者はどのような気持ちなのか
 6 加害者はどのような気持ちなのか

第3章 性が拡散される社会をどう生き抜くのか
 1 相談機関に連絡すれば解決するのか
 2 法律を使えば解決するのか
 3 被害にあわないために出来ることはあるのか
 4 リベンジポルノをなくす方法はあるのか

内容説明

被害にあってしまった当事者の生の声をもとに、リベンジポルノをめぐる現状を明らかにし、その予防策・打開策を探る。被害者、保護者、警察関係者、先生はじめ教育関係者など、必読の一冊。

目次

第1章 性が拡散される社会(リベンジポルノとは何か;リベンジポルノはいつから日常になったのか)
第2章 リベンジポルノはなぜ生まれるのか(性を拡散するというコミュニケーション;性を拡散するというビジネスモデル;「撮らせなければいい」という「対策」に意味はない;リベンジポルノの当事者たち;被害者はどのような気持ちなのか;加害者はどのような気持ちなのか)
第3章 性が拡散される社会をどう生き抜くのか(相談機関に連絡すれば解決するのか;法律を使えば解決するのか;被害にあわないために出来ることはあるのか;リベンジポルノをなくす方法はあるのか)

著者等紹介

渡辺真由子[ワタナベマユコ]
メディアジャーナリスト。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程を経て現在、慶應義塾大学SFC研究所上席所員。元テレビ局報道記者。いじめ自殺と少年法改正に迫ったドキュメンタリー『少年調書~16歳の自殺 遺族は何と闘ったか』で日本民間放送連盟賞最優秀賞、放送文化基金賞優秀賞などを受賞。退職後、カナダのサイモン・フレイザー大学でメディア・リテラシーを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スパシーバ@日日是決戦

120
{2015年} 「リベンジポルノ」とは、直訳すると復讐のために性的な興奮を引き起こす表現物を利用する行為。様々な形が存在するため、恋愛に起因するものと性産業に起因するものの2つに大別(どちらも同意なしに公開・拡散する行為であり、目的や手段は問わないものとする)。2014年11月「リベンジポルノ法」が施行されているが、性犯罪と同様に親告罪であり親バレなどを恐れ、泣き寝入りせざるを得ない状況。相談窓口はあるものの、法整備が現状に追い付いていないだけに、各自が自衛するしかない。2015/12/14

skunk_c

36
長く高等学校の現場に身を置いていると、生徒に対するセクハラ、デートDV、ネグレクトなどの問題が眼前で起こるのだが、このテーマもその一つだ。デジタル時代の現代の感覚で生きる若者達を、アナログな時代感覚で批判しても相手が殻に閉じこもるばかりで全く通じず、したがって問題を防止することはできない。それを身をもって感じた著者が、現場を知る若い支援者や、自分を否定されてきた若者の人権を取り戻すのを手助けする人の言葉を借りながら、どうしたら防止できるかを考える。加害者は写真などを拡散する者だが、そこだけでは解決しない。2019/08/26

むつこ

29
ずっと「なんで撮らせるかなぁ・・・」とがっかり気分でこの言葉を耳にしていた。が、デジタルカメラやケータイ画像の普及で簡単に性的な映像を保存・観賞、犯罪に使用されることになってしまった現代社会。相談することができない被害者、悪用する悪い大人たちにどのように対応すべきか。たくさんの人に考えてもらい、読んでほしい一冊です。2015/12/11

mazda

23
まさに、こども補導より「おじさん補導」、ですね。こんなことに手を染めているおじさんたちに辱めを受けさせることで、元を断つことができるかもしれません。10代の女の子たちは、特に初めてつきあったりしたときに、相手の出方が何となくおかしくても、「そんなものかな?」と思ってしまう傾向にあるようです。おかしいものはおかしい、そういう心構えを持っておかないといけないのかも知れません。あくまでも拡散した側が悪い話なので、被害者の責任にするようなことだけは避けないといけないと思います。2016/05/01

阿呆った(旧・ことうら)

19
◆リベンジポルノ=復讐などの目的で性的な画像などをインターネットのサイトやSNSで拡散させられること。元彼などに画像をさらされたり、売られたりする。◆1980年ごろからリベンジポルノはあったらしいが、携帯•インターネットの普及で被害が増加している。◆おばちゃんの私から見れば、『撮らせなきゃいいだろうが』と思ったけど、物心つく頃からスマホなどがあり、写真が手軽に撮れるのが普通の時代の子だから感覚が違う。◆被害者へ『撮らせるな』と言うだけでなく、加害者へ『拡散するな』という教育や働きかけが大切らしい。2016/05/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10015491
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品