出版社内容情報
被害にあってしまった当事者の生の声をもとに、リベンジポルノをめぐる現状を明らかにし、その予防策・打開策を探る。
「撮らせたあなたが悪い」、その無理解が、リベンジポルノの被害を拡大させている!
相手の性的な画像や動画を、本人の同意なしに公開・拡散する行為のことを「リベンジポルノ」と呼び、2013年に東京都三鷹市で発生した女子高生殺害事件を機に、社会問題化しました。「性」を拡散されるリベンジポルノの被害者が受けるダメージは甚大であるにもかかわらず、責められるのはなぜか被害者。
リベンジポルノの被害にあってしまった当事者や被害者支援に取り組む実践者たちの生の声をもとに、リベンジポルノをめぐる現状にせまり、その予防策・打開策を探ります。
リベンジポルノが増殖する社会に、私たちはどう向き合えばいいのか。被害者、保護者、警察関係者、先生はじめ教育関係者、メディア関係者など、必読の一冊。
第1章 性が拡散される社会
1 リベンジポルノとは何か
2 リベンジポルノはいつから日常になったのか
第2章 リベンジポルノはなぜ生まれるのか
1 性を拡散するというコミュニケーション
2 性を拡散するというビジネスモデル
3 「撮らせなければいい」という「対策」に意味はない
4 リベンジポルノの当事者たち
5 被害者はどのような気持ちなのか
6 加害者はどのような気持ちなのか
第3章 性が拡散される社会をどう生き抜くのか
1 相談機関に連絡すれば解決するのか
2 法律を使えば解決するのか
3 被害にあわないために出来ることはあるのか
4 リベンジポルノをなくす方法はあるのか
内容説明
被害にあってしまった当事者の生の声をもとに、リベンジポルノをめぐる現状を明らかにし、その予防策・打開策を探る。被害者、保護者、警察関係者、先生はじめ教育関係者など、必読の一冊。
目次
第1章 性が拡散される社会(リベンジポルノとは何か;リベンジポルノはいつから日常になったのか)
第2章 リベンジポルノはなぜ生まれるのか(性を拡散するというコミュニケーション;性を拡散するというビジネスモデル;「撮らせなければいい」という「対策」に意味はない;リベンジポルノの当事者たち;被害者はどのような気持ちなのか;加害者はどのような気持ちなのか)
第3章 性が拡散される社会をどう生き抜くのか(相談機関に連絡すれば解決するのか;法律を使えば解決するのか;被害にあわないために出来ることはあるのか;リベンジポルノをなくす方法はあるのか)
著者等紹介
渡辺真由子[ワタナベマユコ]
メディアジャーナリスト。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程を経て現在、慶應義塾大学SFC研究所上席所員。元テレビ局報道記者。いじめ自殺と少年法改正に迫ったドキュメンタリー『少年調書~16歳の自殺 遺族は何と闘ったか』で日本民間放送連盟賞最優秀賞、放送文化基金賞優秀賞などを受賞。退職後、カナダのサイモン・フレイザー大学でメディア・リテラシーを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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