われら勝ち得し世界―セクシュアリティの歴史と親密性の倫理

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われら勝ち得し世界―セクシュアリティの歴史と親密性の倫理

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  • サイズ A5判/ページ数 434p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335551734
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C1036

出版社内容情報

21世紀におけるセクシュアリティの倫理を、LGBTの日常から生じる「生の実験」に基づいて立ち上げていく過程を克明に描く。

●21世紀版『性の歴史』が、生の技法を鮮やかに描きだす

ミシェル・フーコーと並び称されるジェフリー・ウィークス。セクシュアリティ研究の名著、ついに翻訳刊行。
グローバル化とデジタル革命によって加速するセクシュアリティと親密世界。本書は、21世紀におけるセクシュアリティの倫理を、LGBTの日常から生じる「生の実験」に基づいて立ち上げていく過程が克明に描かれます。
性の解放/女性解放から現代の同性婚、インターネット時代のLGBTまでを描く、人間解放の現代史。世界的権威であり、ゲイ解放運動の先頭に立つ著者が、歴史学と社会学の手法でみごとに論じきった傑作。

第一章 異なる世界
第二章 抑制の文化
第三章 大転換1――民主化と自律
第四章 大転換2――規制、リスク、そして抵抗
第五章 混沌とした快楽――多様性と新しい個人主義
第六章 現代のセクシュアリティにおける諸矛盾
第七章 親密性という契機――規範、価値、日常的コミットメント
第八章 性的な不公正と性的な権利――グローバリゼーションと正義の探求

内容説明

セクシュアリティ研究の名著、ついに翻訳刊行。グローバル化とデジタル革命によって加速するセクシュアリティと親密世界。21世紀における倫理を、LGBTの日常から生じる「生の実験」に基づいて立ち上げていく過程を克明に描く傑作。

目次

第1章 異なる世界
第2章 抑制の文化
第3章 大転換1―民主化と自律
第4章 大転換2―規制、リスク、そして抵抗
第5章 混沌とした快楽―多様性と新しい個人主義
第6章 現代のセクシュアリティにおける諸矛盾
第7章 親密性という契機―規範、価値、日常的コミットメント
第8章 性的な不公正と性的な権利―グローバリゼーションと正義の探求

著者等紹介

赤川学[アカガワマナブ]
1967年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了・博士(社会学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授。社会問題の社会学、セクシュアリティ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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あまん

6
イギリスの記述に留まらず、世界的視野でセクシュアリティについて書かれている。異性愛主義の中心性を解体することは進みつつあり、それが自然でないことは周知されつつある。しかし、同性愛が全く自由であってはならないという主張には同感だ。ウィークスは二つの分類法を採用している。それは、lgbt等のセクシュアリティとポルノやSM的嗜好等だ。パートナーシップ制度におけるゲイ保守派とクィア急進派の姿勢は重要だ。後者による結婚制度の批判は、新たな本質主義に陥る恐れがあり、また、排他的構造が残る。他にも注目する点多々。2021/12/29

xxx

2
WW2後のイギリスのセクシャリティの歴史と、グローバル化する現代におけるセクシャルマイノリティについて 歴史的に、50年代の保守、6,70年代のリベラル化、エイズ流行による80年代のバックラッシュとレズビアン・ゲイの連帯の高まり…という流れがあった。ゲイ解放やセックス解放はある時期に突如として起こった、というよりは法的な改革の積み重ねがあった(特に60年代)セクシャリティはゲイ・レズビアン・バイなど性的指向のみで語れる訳ではなく、生殖、結婚や男女間の格差など広範な分野に目を向ける必要がある。2019/06/21

はしも

1
爽やかな読後感を得られる、セクシュアリティの歴史社会学。著者自身の経験を紐解きながら、英国を中心に親密性の変容なども論じて世界の穏やかながら画期的な変化の起こってきた過程を描いている。訳もわかりやすかった。2021/03/21

まあい

1
1945年以降に起こったセクシュアリティにまつわるあらゆる変化を網羅的に記述した大著。とにかく情報量の多さにくらくらする。イギリスでの出来事が議論の軸になっているが、日本について考える上でも極めて有用だろう。2016/03/11

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