わたしと統合失調症 ―26人の当事者が語る発症のトリガー

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わたしと統合失調症 ―26人の当事者が語る発症のトリガー

  • ISBN:9784805854433

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内容説明

原因不明とされる統合失調症の発症事例を、26人の当事者の言葉で紹介。過労やいじめ、家族関係等、発症のきっかけを5つに分類し、発症との関係を医学的解説とあわせて検証する。病気のルーツからリカバリーまで、克明に綴られる手記が既存の支援と予防に新境地を開く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

4
正直よく分からないところもあるが、他人事ではないかも知れないと思うと恐ろしい。2019/11/06

moe

3
統合失調症の体験記はたくさんありますが、この本はその発症のきっかけとなったことを中心に書かれています。統合失調症というとどうしても異常な言動や様子に目がいきがちですが、こうして発症前の生活やその経緯を読むと、100人に一人がなるというありふれた病気であることが実感としてわかります。 ところどころに入る作者である精神科医の話もわかりやすいです。 2018/02/01

takao

2
ふむ2023/08/12

まめお~

2
26人の統合失調症当事者(リカバリーを生きる人々)が、自分の発症の引き金(トリガー)となった事柄、出来事を語っている。何が発症に関係するかを「過労」「環境の変化」「いじめ」等の5つに分けているのがまずわかりやすいと思う。こういったところを突き詰めていけば、発症をなんとか抑えるとか、発症しても早期に治療を開始できるとか・・につながるのではないかと思う。 みなさん生きづらさやしんどさを抱えながらも懸命に生きているということが広く知られたらいいな。兄とそっくりな人もいたな。2018/03/28

ᚹγअәc0̸א

0
・皆様それぞれ膾いvisioingをご体験で、高吸引力表現が多く有難い。勤務先の自動車会社(たぶんM)のリコール隠しを告発し、同社からの報復いじめが発症トリガとなったケースが印象的。「自分がいかに価値のない人間だったか」を反省させるため、自動筆記で遺書(宛先個別)を4通書かせられる人権侵害エピソードは、M社風を良顕。 ・程好ドライな自嘲的冗句が随所に光るのも嬉。--はじめに診断名です。統合失調症と統合失調感情障害とADHDとASDとHSPとパーソナリティ障害と広汎性発達障害と薬物依存症です。

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