内容説明
公害問題から地球環境問題まで環境問題の解明と探求に可能性をひらく14章。
目次
現代の環境問題と環境社会学の課題
公害問題の解決条件
労災・職業病と公害
廃棄物問題
100年前の公共事業が引き起こす環境破壊
自然保護問題
農業と食料
生物多様性問題への環境社会学的視座
地球環境・温暖化問題とグローバル世界の展望
エネルギー政策の選択
科学技術と環境問題
環境自治体
環境NPOと環境運動―北の国から考えるエネルギー問題
環境問題の解決のための社会変革の方向
著者等紹介
舩橋晴俊[フナバシハルトシ]
法政大学社会学部教授。1948年神奈川県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。社会学修士。東京大学文学部助手、法政大学社会学部専任講師、助教授を経て、現職。2009年8月より法政大学サステイナビリティ研究教育機構機構長。専攻は、環境社会学、社会計画論、組織社会学、社会学理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Nさん
2
全14章の教科書。環境社会学の射程である公害〜現代の環境問題までの流れを概観できる。環境を対象とする故に(問題解決的)政策指向性を内包する一面、社会学的な視点の提供(意味の発見)がなければ他分野との差異は薄れてしまうだろう。編者は「実証を通した理論の形成」を念頭に置いた研究がそれに応えるものだと述べる。紙幅の制約上、全体的にマクロな解説が多めで、フィールドとはやや距離がある印象か。問題のコンテクストへの着目(金菱)・問題認識の前後への着目(立石)、年表作成の効用(舩橋)など、色々と参考にさせてもらおう!2019/12/11
とっく~。
0
現代の様々な環境問題について考察し、人と自然がどうやって共生していくかを考える。 環境社会学という学問があることを今回初めて知ったが、これからの時代に必要な知識だと思った。2019/10/19
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