出版社内容情報
特別養護老人ホームや老人病院における高齢者介護の日々の暮らしの実践記録と、具体的な分析を一冊にまとめた。
内容説明
認知症の高齢者が感じること、考えること、訴えること。その声に耳を傾ける、臨床心理士。高齢者はどのように生活適応し、人生の終焉を迎えるのか。
目次
第1章 特別養護老人ホーム利用者の生活適応プロセスの研究と実践の背景
第2章 特別養護老人ホーム新利用者の生活適応の研究―“つながり”の形成プロセス
第3章 特別養護老人ホーム利用者のホーム生活に対する不安・不満の拡大化プロセス―“個人生活ルーチン”の混乱
第4章 特別養護老人ホーム利用者の長期にわたる生活適応―“助け合って生きる”ことから生まれる“つながり”
第5章 M‐GTAによる分析の体験的プロセス
第6章 ケア現場における生活適応の心理的援助―“つながり”の視点から
著者等紹介
小倉啓子[オグラケイコ]
ヤマザキ動物看護短期大学教授。日本女子大学大学院人間社会研究科博士課程修了。博士(心理学)。臨床心理士、老人福祉施設、老人病院の心理職を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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