造る文化・使う文化―形と言葉のスパイラル循環

造る文化・使う文化―形と言葉のスパイラル循環

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784335550270
  • NDC分類 361.5

内容説明

木や花、石や土など生きた素材を愛で、ふれ、つくること―この行為に潜み、込められた意識のたかまりこそ、つくる者のみが獲得できる認識でありことばである。そこから「見る」ことも「使う」こともはじまる。現代の行き過ぎた合理主義に反省を迫り、日本人が練りあげてきた生活の型と形、感覚、美の感性を生き生きと蘇らせる。

目次

序 「自分」を生きる
1 造ること・使うこと
2 型と形
3 木とくらす
4 日本のかたち
5 生のかたち
結 「自分」に求める

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のんたんの

2
『すべてを自分のことのように』感激として受けられる美や生への感性を持っているだろうか。街路や落ち葉や冬の木枯らしの寒い日と、全てを向岸のこととして、対象化してゆくのではなく、自分自身が美となり、その中に共に生き感じることが人間にとって不可欠である。『木』にしても姿の美しさに驚くことから創造がはじまる。木の心で、見つけ出さなければ自然の摂理に反してしまう。自らが自然になりきることが大切である。『手で造り、手で知る』・・もの造りの心。18歳の時に読み、がつんときた。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/239186
  • ご注意事項

最近チェックした商品