内容説明
八つの研究班代表者と理論担当の研究分担者によって、象徴系と生態系の資源に関する理論面の発展と統合を図る。
目次
序 資源をめぐる問題群の構成
1 象徴資源をめぐって(文化という資源;資源としての伝統技術知識;資源としての小生産物を考える;手がかりとしての「資源」)
2 生態資源をめぐって(所有の進化論―「自然」と「所有」についてのノート;生態資源の利用と象徴化;コモンズ論の地平と展開―複合モデルの提案;身体資源と「性のトポグラフィー」―クアの生活形式から)
3 資源の成り立ちと広がり(森林という生態資源;資源としての土地均分慣習―北部ベトナム・バックコックムラ調査より;資源と民主主義―日本資源論の戦前と戦後;資源の概念)
著者等紹介
内堀基光[ウチボリモトミツ]
1948年生。放送大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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