資源と人間

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  • サイズ A5判/ページ数 380p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335510915
  • NDC分類 389.08
  • Cコード C3336

内容説明

八つの研究班代表者と理論担当の研究分担者によって、象徴系と生態系の資源に関する理論面の発展と統合を図る。

目次

序 資源をめぐる問題群の構成
1 象徴資源をめぐって(文化という資源;資源としての伝統技術知識;資源としての小生産物を考える;手がかりとしての「資源」)
2 生態資源をめぐって(所有の進化論―「自然」と「所有」についてのノート;生態資源の利用と象徴化;コモンズ論の地平と展開―複合モデルの提案;身体資源と「性のトポグラフィー」―クアの生活形式から)
3 資源の成り立ちと広がり(森林という生態資源;資源としての土地均分慣習―北部ベトナム・バックコックムラ調査より;資源と民主主義―日本資源論の戦前と戦後;資源の概念)

著者等紹介

内堀基光[ウチボリモトミツ]
1948年生。放送大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

★★★★★

1
2002~2007年度にかけて行われた資源に関する科研費プロジェクトの成果報告、全九巻のうちの一巻目となるのが本書です。このプロジェクトでは、「資源」の概念を環境の中に存在するものの内で人間に役立つもの全て(P41)と定義し、それをいわゆる資源という言葉から結びつく石油などの「生態系」と、ブルデューの言うような(小生の苦手な)「象徴系」に大きく二分した上で詳細に論じてゆくわけです。本書では続刊八冊の責任編者の面々が総括的な議論を述べています。2010/01/30

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