内容説明
日本の金融危機がかくも長期にわたり、いまだに解決をみないのは、なぜか？金融統治の破綻と、その後の日本経済再生を追う。
目次
第１章 政治的問題としての金融危機
第２章 日本金融の歴史と実態
第３章 日本の金融システムをモデル化する
第４章 バブル崩壊から住専国会まで―事例と分析１
第５章 大蔵省改革から金融再生委員会まで―事例と分析２
第６章 大蔵省解体後―事例と分析３
第７章 金融危機対応の国際比較
第８章 結論と含意―金融システムと民主的統治
著者等紹介
岡本至［オカモトイタル］
１９６１年東京都生まれ。１９８６年東京大学文学部東洋史学科卒業。その後、日本合同ファイナンス（株）（現株式会社ジャフコ）勤務を経て。２００３年米国ジョンス・ホプキンス大学よりＰｈ．Ｄ．取得（国際関係論）。２００４年より文京学院大学外国語学部助教授。主要関心領域は比較政治経済学、国際政治経済学、国際関係論理論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
