出版社内容情報
公判前整理手続の現在地がわかる実務家必携の一冊!
平成17年の公判前整理手続の創設と平成21年の裁判員制度導入により、刑事裁判は劇的に変化しました。
刑事裁判官として、そのことを肌身で感じてきた著者が、公判前整理手続の全体像を初めて明らかにした概説書の最新版。
争点整理、証拠整理、証拠開示など刑事裁判の流れの重要な局面にそって、公判前整理手続の内容や意義、運用上の問題点を具体的に示した、実務家にとっての指南書。
争点と証拠の整理のあり方や手続の長期化などの問題解決への道を模索しつつ、令和5年の刑事訴訟法改正や積み重ねられてきた判例・裁判例をふまえ、現下の運用状況を明示するとともに、迫りくる刑事裁判のIT化にも言及した決定版。
内容説明
公判前整理手続の現在地がわかる最新版!刑事裁判官として、公判前整理手続に深く関わった著者が、その全体像を詳説した実務家必携の指南書。令和5年改正、新判例、IT化の動きもふまえた決定版!
目次
第1章 公判前整理手続の意義・方法等
第2章 公判前整理手続の全体的流れ
第3章 公判前整理手続の内容
第4章 争点整理―総論
第5章 争点整理―各論
第6章 証拠整理
第7章 証拠開示
第8章 審理予定の策定
第9章 公判手続の特則
第10章 期日間整理手続
著者等紹介
山崎学[ヤマザキマナブ]
昭和23年長野県に生まれる。令和6年日本司法支援センター理事退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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