出版社内容情報
210の具体的な事例で刑法の基礎知識をゲット!
刑法の学修を最も生産的かつ効率的に行うには、教科書と演習書の間にあるギャップを埋める論点書を利用することです。
本書は、刑法総論・各論の重要論点を網羅し、教科書に書かれていることが、どのように事実にあてはめられかを示すことを通じて、事例演習に立ち向かうための十分な知識と思考力を読者に与える論点書となっています。
1項目2頁。1頁目(表)に簡単な設例と質問、そして、参考判例を、2頁目(裏)に解説。
基本的に1項目1論点。なかみは、条文を確認するものや、判例を確認するものばかり。
しかも、1冊で刑法全体をカバーしています。
全国の法学部・法科大学院で、刑法の授業を担当している45名の先生方の「こういうところを基本として押さえておいてね」というメッセージを集約した論点書。
初学者はじっくりとこの1冊に取り組んで基礎固めを、法科大学院生は短期間で集中的にこの本を読んで知識の欠落部分の補充に役立ててください。
法改正、重要判例を盛り込むことに加え、さらなる使いやすさを求めて、解説の中で重要なところや特に注意すべきところを太字に、また、各項目ごとに数個のキーワードを挙げ、論点が何かがひと目でわかるようにしました。
さらに、210問の中で、特に重要と思われる100問に★マークを付けて、メリハリの効いた学修が可能になるよう、工夫してあります。
読者によりフレンドリーとなった待望の最新版です。
内容説明
210の具体的な事例で刑法の基礎知識をゲット!2頁で一気に理解が進む。表に設例と質問、参考判例、裏にコンパクトな解説。1冊で刑法全体をカバー。教科書や授業で学んだ基礎知識を事例で確認。基本中の基本を身につけるための演習書。法改正、判例の動向に完全対応の最新版、メリハリの効いた学修を可能にする工夫もプラス!
目次
総論(刑罰理論;刑法の適用範囲;罪刑法定主義(1)―拡張解釈と類推解釈
罪刑法定主義(2)―刑罰法規の明確性・広汎性
犯罪論の体系 ほか)
各論(人の意義(1)―人の出生時期(始期)、母体外に排出された胎児の保護
人の意義(2)―人の死亡時期(終期)
殺人罪と自殺関与罪の区別
傷害罪(1)―傷害の概念
傷害罪(2)―暴行の概念、暴行によらない傷害 ほか)
著者等紹介
井田良[イダマコト]
中央大学大学院法務研究科教授
大塚裕史[オオツカヒロシ]
神戸大学名誉教授・弁護士
城下裕二[シロシタユウジ]
北海道大学大学院法学研究科教授
〓橋直哉[タカハシナオヤ]
中央大学大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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