出版社内容情報
107の具体的Caseで学べる所有者不明土地関連法!
令和5年4月から施行された二つの法律は民法・不動産登記法の見直しと、相続土地の国庫帰属を可能とする制度を創設したものです。
今回の法改正は、所有者不明土地問題の解決をめざすもので、共有部分を中心とした物権法だけでなく、相続法も絡みます。
さらに、不動産登記法にも大きく手が入りました。実務への影響大の法改正です。
改正の前後で、どのような違いが生じるのかを、シンプルな設例(Case)をもとに、「旧法での処理はどうだったか」(Before)、「新法での処理はどうなるか」(After)に分け、第一線で活躍する民法学者および実務家が、わかりやすく解説。
根拠条文・要件効果の違いを示すことを第一義にし、実務においても学習においても、まず、押さえておきたい基本を明示。
所有者不明土地関連法への理解が一気に深まる待望の一冊!
内容説明
改正の前後で、民法・不登法の解釈・適用にどのような違いが生じるのか?107のシンプルなCaseをもとに、「改正前での処理はどうだったか」(Before)「改正後での処理はどうなるか」(After)に分け、解説。根拠条文・要件効果の違いがわかり、学習にも実務にも最適!
目次
第1章 所有権の限界
第2章 共有
第3章 所有者不明土地・建物管理制度
第4章 管理不全土地・建物管理制度等
第5章 相続
第6章 不動産登記法
第7章 相続土地国庫帰属制度
著者等紹介
潮見佳男[シオミヨシオ]
2022年逝去。京都大学法学部卒。元京都大学大学院法学研究科教授
木村貴裕[キムラタカヒロ]
関西大学法学部卒。現在、司法書士(谷〓・木村合同事務所)・大阪司法書士会登記委員会委員
水津太郎[スイズタロウ]
慶應義塾大学法学部卒。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授
高須順一[タカスジュンイチ]
法政大学法学部卒。現在、弁護士(法律事務所虎ノ門法学舎)・法政大学大学院法務研究科教授
赫高規[テラシコウキ]
京都大学法学部卒。現在、弁護士(弁護士法人関西法律特許事務所)
中込一洋[ナカゴミカズヒロ]
法政大学法学部卒。現在、弁護士
松岡久和[マツオカヒサカズ]
京都大学法学部卒。現在、立命館大学大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。