出版社内容情報
令和3年プロバイダ責任制限法の大改正を反映! 実際のサイト画面を見ながら、今すぐに使える!
ネット上のトラブルは、突然生じて、現実世界に想像以上の影響を与えます。
個人の場合には、家族や友人、学校や職場などの現在の人間関係だけでなく、進学、就職、結婚などの未来の人間関係にまで、ダメージを与えることもあります。会社の場合には、顧客や取引先との関係の悪化、売上の減少だけでなく、事業そのものが続けられなくなることもあります。
そのような大きな被害をもたらす嫌がらせの書込み・画像・動画は、どうすれば消せるでしょうか。投稿した人物は、どうすれば探し出せるでしょうか。
この本は、そのようなネットトラブルから自分や会社を守る1冊です。
前半では、10の具体例をもとに、「削除依頼」と「開示請求」という中傷への2つの対応策と、炎上が起きたときの対策や予防策を解説。後半の第6章では、約30の有名サイトへの対応について、一般ユーザーの方や企業の法務担当者の方にも一見してわかるように、実際の画面に沿って、削除依頼などに必要な操作方法や入力する内容を丁寧に説明。実際のサイトを見ながら読むと、抱えている問題を今すぐに解決へ導きます。
第4版では、令和3年プロバイダ責任制限法の大改正に対応するとともに、炎上対応も全面改訂を施し、さらに使いやすい1冊になりました。
内容説明
ネット上で誹謗中傷された書込み・画像・動画は、どうすれば消せるでしょうか。投稿した人物は、どうすれば探し出せるでしょうか。この本は、ネットトラブルから抜け出すためのわかりやすい最新の1冊です。前半では、削除依頼と開示請求という中傷への2つの対応策と、ネット炎上が起きたときの対策や予防策を解説。後半では、約30の有名サイトへの対応について、実際の画面に沿って、操作方法や入力する内容を具体的に説明。実際にサイトを見ながら読むと、抱えている問題にすぐに役立ちます。誹謗中傷被害を取り除くために使える具体策を届けます。
目次
第1章 ネットトラブルでできること
第2章 削除依頼や開示請求の根拠
第3章 削除依頼の方法
第4章 開示請求の方法
第5章 炎上への対応
第6章 個別サイトへの対応
附録 インターネット関連用語集
著者等紹介
清水陽平[シミズヨウヘイ]
弁護士(東京弁護士会所属)。インターネット上の誹謗中傷対策や炎上対策などを数多く扱う。Twitter、Facebookに対する開示請求で、それぞれ日本初となる事案を担当した。2007年弁護士登録(60期)。2010年11月に法律事務所アルシエンを開設。一般財団法人情報法制研究所(JILIS)上席研究員。インターネット問題に関して、各種テレビ番組へのスタジオ出演、コメントを多数行っているほか、新聞・雑誌などでのコメントも多数。2020年に総務省が行った「発信者情報開示の在り方研究会」の構成員となり、プロバイダ責任制限法改正に関与した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。