情報法概説 (第2版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 460p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335357640
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C1032

内容説明

ブロッキングをめぐる展開、プラットフォーマーのデータ独占、GDPR等の国際的な動きといった旬のトピックを位置づけつつ、平成28年行政機関個人情報保護法改正、平成29年民法(債権関係)改正、平成30年著作権法改正およびTPP整備法等による改正など、最新の法改正にも対応。

目次

第1編 総論(情報法とその基本理念;情報法の規律方法)
第2編 情報流通の基盤(通信と放送;情報・データの流通とその基盤をめぐる競争と規制;媒介者責任)
第3編 個人情報の保護と情報セキュリティ(個人情報保護;情報セキュリティ)
第4編 違法有害情報(わいせつ表現、児童ポルノ;青少年保護;名誉毀損・プライバシー;著作権侵害)
第5編 電子商取引(電子商取引と消費者の保護)

著者等紹介

曽我部真裕[ソガベマサヒロ]
1974年生まれ。京都大学法学部卒業、京都大学大学院法学研究科修士課程修了。司法修習生、京都大学大学院法学研究科准教授などを経て、京都大学大学院法学研究科教授。本書のテーマに関わる主な社会的活動として、BPO(放送倫理・番組向上機構)放送人権委員会委員(2013年~)、大阪市情報公開審査会委員(2018年~)、総務省情報通信政策研究所特別研究員(2010年~)など

林秀弥[ハヤシシュウヤ]
1975年生まれ。同志社大学法学部卒業、京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得認定退学。京都大学大学院法学研究科助手、名古屋大学大学院法学研究科准教授などを経て、名古屋大学大学院法学研究科教授、同アジア共創教育研究機構教授。京都大学博士(法学)。本書のテーマに関わる主な社会的活動(現職)として、総務省電波監理審議会委員(2016年~)、同電気通信市場検証会議座長代理(2016年~)、同情報通信政策研究所特別研究員(2010年~)、日本経済法学会理事(2011年~)、情報通信学会常務理事(2017年~)など

栗田昌裕[クリタマサヒロ]
1976年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得認定退学。弁護士、京都大学大学院法学研究科特定助教(科学研究・学術創成)、龍谷大学法学部准教授などを経て、名古屋大学大学院法学研究科教授。京都大学博士(法学)。本書のテーマに関わる主な社会的活動(現職)として、総務省情報通信政策研究所特別研究員(2019年~)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさやん510

1
情報法を情報の生産•流通•消費に関する法と捉え、その基本理念や、情報流通の基盤、個人情報保護、違法有害情報、電子商取引などの個々の法制度•規制を、ひとまとまりの法体系として概説している。 これらを個別に学習していると、それぞれの連関等について意識しづらいが、情報法という捉え方により一括で学習•理解でき、実務上は、諸問題が複合的に絡んでくるということを認識できる。 個人情報保護法をはじめ、法改正が頻繁な分野なので、最新の改訂版が待ち遠しい。2021/05/20

𓆱

1
IT、ネット、デジタル分野における「情報」の収集・保管・流通・利用・発信に関する法律がよくまとめられている。情報やデータの分野で働いている人は読んでおいたほうがいい。2020/03/19

かいのすけ

1
本文においては情報に関する諸法制度の間にして要を得た解説がなされている。沿革と理念、社会情勢の変化が制度の解説の中にバランスよく散りばめられており、全く退屈さを感じさせない。主要な問題意識についてはこの本から必ず見つかると言えるが、強いて言うならデータ収集と税の問題についても触れられているとよかった。また、コラムが実に面白い。情報にまつわる最新の問題に対してどのように現在の法制度が対応しているのか、また改正によって対応してきたのかが簡潔にまとまっており、コラムだけでも読む価値が非常に高い。2019/08/15

mashi

0
「プラットフォーム」の定義なんてやりたくないよね。たぶん数年したら「インフラストラクチャー」も使われ始めると思うし。2019/07/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13745632
  • ご注意事項

最近チェックした商品