内容説明
多彩なゲスト8人との知的刺激に溢れたリレー鼎談で、ロボット・AI時代に向けた法制度をデッサンする!
目次
プロローグ
第1回 AI技術の今―何が問題か?
第2回 人は機械に仕事を奪われる?
第3回 IoT、ビッグデータ時代のプライバシー
第4回 ロボット社会のインフラと法
第5回 ロボット演劇の問いかけるもの
第6回 金融のIT化が行き着く先
第7回 ロボット投信のインパクトを考える
第8回 医療・介護ロボットと法
エピローグ―アンドロイド弁護士は電気天秤の夢を見るか?
著者等紹介
角田美穂子[スミダミホコ]
1970年生まれ。一橋大学法学部卒業。同大学院法学研究科修了・博士(法学)。横浜国立大学等を経て、2009年より一橋大学大学院法学研究科准教授、2013年より同教授。専攻は民法。経済社会のフロンティアで起こる問題を中心に消費者・市民の権利救済を支える私法理論を研究。著書に『適合性原則と私法理論の交錯』(商事法務・2014年、第2回津谷裕貴消費者法学学術実践賞受賞)ほか
工藤俊亮[クドウシュンスケ]
1977年生まれ。東京大学理学部卒業。同大学院情報理工学系研究科修了・博士(情報理工学)。同大学生産技術研究所・特任助教を経て、電気通信大学大学院情報理工学研究科准教授。専門はロボット工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橘
10
要所要所で爆笑させていただきました!その分野の最先端を行く方々は、やはりこちらとは違う。真面目に語っているのに面白い。ロボット・AIが主体となる時、法的にはどう解釈するのか。課題が山積する現状を語りつつ、日本人がロボットに抱く特異な感情に共感も。将来、ロボットと職場で共存していくためにも一読を!2018/11/03
hori-chan
6
買って手元に置いておいていい本かもしれません。 平田オリザさんの章が何気に一番面白かった。2019/12/09
真名
2
「AIは意味を理解していない」というのが衝撃的だった。全ての章は読んでいないが、法律論も経済学もやっぱりおもしろいなと思った。2018/07/19
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