民事手続法制の展開と手続原則―松本博之先生古稀祝賀論文集

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民事手続法制の展開と手続原則―松本博之先生古稀祝賀論文集

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  • サイズ A5判/ページ数 861p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784335356766
  • NDC分類 327.2
  • Cコード C3032

出版社内容情報

33名の民事手続法研究者と5名のドイツ人研究者が、現在のわが国の民事手続法の展開を考察・検討する論考を寄稿した注目の論集。

●手続原則から立法、判例、学説の展開を検証!

民事訴訟法のみならず民事執行法・民事保全法・人事訴訟法・家事事件手続法など民事手続法全般にわたり研究を積み重ねてこられた松本博之先生の古稀をお祝いする論文集。
松本先生がとりわけ重視されてきた民事手続法の諸領域において妥当するまたは妥当してきた手続原則の視点から、33名の日本人研究者および5名のドイツ人研究者が、民事手続法の根源的なテーマに果敢に挑んだ注目の論集。

はしがき 《徳田和幸》

第1部 民事手続の基礎
 民事裁判における「手続的正義」の意義と機能―若干の最高裁判例から 《徳田和幸》
 民事訴訟その他の民事関係手続における検察官関与とその役割 《池田辰夫》
 児童福祉法における一時保護と司法審査 《佐上善和》
 家事事件・非訟事件における忌避と簡易却下 《高田賢治》
 民事調停における錯誤に関する一試論 《山田 文》
 ドイツにおけるメディエーション 《ペーター・ゴットヴァルト〔出口雅久訳〕》

第2部 民事訴訟の当事者と第三者の訴訟関与
 法人格のない社団をめぐる権利義務関係と当事者適格の規律
  ―マンション管理組合、民法上の組合の当事者適格 《堀野 出》
 固有必要的共同訴訟における実体適格と訴訟追行権 《鶴田 滋》
 補助参加の利益について 《伊東俊明》
 補助参加人の訴訟行為の独立性と従属性 《福本知行》
 兼子一「訴訟承継論」における実体法的思考と訴訟法的思考 《山本克己》
 第三関係人のための上訴期間に対する侵害 《エベルハルト・シルケン〔??田昌宏訳〕》

第3部 訴え・審理・証拠
 一部請求判例の分析 《高橋宏志》
 賃料増減額確認請求訴訟に関する若干の訴訟法的検討 《勅使川原和彦》
 遺産分割の前提問題の確認の訴えに関する一考察
  ―遺産確認の訴えの当事者適格を中心として 《山本 弘》
 債権者取消訴訟の性質―形成訴訟としての責任回復訴訟試論 《酒井 一》
 訴状審査に関する実務上の諸問題 《岩井一真》
 弁論準備手続における自白の取扱い 《出口雅久》
 釈明権の機能 《石田秀博》
 民事訴訟における職権調査の概念に関する一考察
  ―ドイツ法における職権調査の原則を中心に 《??田昌宏》
 間接事実の自白―自白の効力論の一断面 《高田裕成》
 裁判上の自白の撤回に関する覚書 《畑 瑞穂》
 訴訟要件の証明責任 《堤 龍弥》
 証人の黙秘義務とその免除の法理 《林 昭一》
 ドイツの民事訴訟における文書の提出義務
  ―実体的訴訟指揮の一環としての職権による文書の提出命令 《春日偉知郎》

第4部 判決
 既判力についての考察 《ディーター・ライポルド〔松本博之訳〕》
 既判力の作用と一事不再理説の再評価 《越山和広》
 日本およびドイツにおける法律が定める既判力の限定および既判力の打破が拡張される発展的傾向
 《ハンス・フリートヘルム・ガウル〔越山和広訳〕》
 相殺の抗弁と既判力 《加波眞一》
 口頭弁論終結後の承継人に対して判決効が作用する場面について 《笠井正俊》
 請求の目的物の所持者に対する判決効について 《青木 哲》
 法人でない社団の受けた判決の効力 《名津井吉裕》
 反射効について―根拠論を中心に 《本間靖規》    

第5部 上訴・再審・執行・保全
 上訴の不服再考 《上野泰男》
 会社訴訟における第三者再審に関する一考察 《坂田 宏》
 執行債務者の所在地調査―ドイツ法を手がかりとして 《内山衛次》
 仮処分命令が取り消された場合の間接強制金の返還
  ―2つの事件を手掛かりにした覚書 《大濱しのぶ》

第6部 Beitrage aus Deutschland
 Entwicklungstendenzen einer Ausweitung der gesetzlichen Rechtskraftbegrenzung und
 Rechtskraftdurchbrechung in Japan und in Deutschland 《Hans Friedhelm Gaul》
 Mediation in Germany 《Peter Gottwald》
 Gedanken zur materiellen Rechtskraft 《Dieter Leipold》
 Beeintrachtigung von Rechtsmittelfristen fur Drittbeteiligte 《Eberhard Schilken》
 The Influence of Judgments of the Court of Justice of the European Union on National Law
 《Rolf Sturner》

松本博之先生 経歴・著作目録
あとがき

内容説明

手続原則から立法、判例、学説の展開を検証!民事訴訟法理論の発展に大きな足跡を残してこられた松本博之先生の古稀を祝し、33人の日本人研究者および5人のドイツ人研究者が、民事手続法の根源的なテーマに果敢に挑む。

目次

第1部 民事手続の基礎
第2部 民事訴訟の当事者と第三者の訴訟関与
第3部 訴え・審理・証拠
第4部 判決
第5部 上訴・再審・執行・保全
第6部 Beitr¨age aus Deutschland

著者等紹介

徳田和幸[トクダカズユキ]
同志社大学大学院司法研究科教授

上野泰男[ウエノヤスオ]
早稲田大学法学学術院教授

本間靖規[ホンマヤスノリ]
早稲田大学法学学術院教授

高田裕成[タカタヒロシゲ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授

高田昌宏[タカダマサヒロ]
大阪市立大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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