図解テキスト 社会保険の基礎

長沼 建一郎【著】

弘文堂（2015/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 216p／高さ 19cm
• 商品コード 9784335356476
• NDC分類 364
• Cコード C1036

出版社内容情報

日本の社会保険（年金・医療・介護・雇用・労災保険）の基礎的な内容について、図解を中心に読み解いてゆく、入門書の門前書。

●社会保険入門の前の門前書！
日本の社会保険（年金・医療・介護・雇用・労災保険）の基礎的な内容について、図解を中心に読み解いてゆく入門書です。ただ、そのアプローチがこれまでとは異なり、制度を作る側、制度を設計する側にたって、その仕組みをみていきます。
社会保険の中心的な仕組みは決して複雑な話ではなく、実はとても単純なモデルと、そのバリエーションにより構成されていることを、分かり易く図解しています。
社会保障や社会保険に関する資格試験や検定試験等にチャレンジする方々や、なんらかの学問的な観点から、あるいは個々人の生活設計や心配事との関係で、社会保障について知るためにも、読者は必ずや、「なんだ、そういうことだったのか」、「そういう風になっていたのか」と納得することでしょう。

１．総論
２．医療保険
３．介護保険
４．雇用保険
５．労災保険
６．公的年金
７．社会福祉、児童手当、その他

内容説明

入門書の門前書！日本の社会保険制度（年金・医療・介護・雇用・労災保険）の基礎的な内容を、ただ丸暗記に走るのではなく、制度の骨格を理解することを目的に分かり易く図解した傑作！各種資格試験を目指す人も必読！

目次

１　総論
２　医療保険
３　介護保険
４　雇用保険
５　労災保険（労働者災害補償保険）
６　公的年金
７　社会福祉、児童手当、その他

著者等紹介

長沼建一郎［ナガヌマケンイチロウ］
１９５９年東京都生まれ。１９８４年東京大学法学部卒業。日本生命保険相互会社、厚生省社会保障制度専門調査員、ニッセイ基礎研究所主任研究員、早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学、日本福祉大学教授などを経て、法政大学社会学部教授。博士（学術）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[iw]

今ひとつだった。 社会人なら、当然、知っていることしか書かれておらず、物足りなかった。 意図されている読者層では、なかったようだ。

2015/10/24

[よい #NowReading]

とてもわかりやすい。社会保険関係は暗記することが多いのだけど、この本で「なぜそうなるのか」を読むだけで少しだけ、暗記しなくても理解で対応できる。 優しい寄り添った言葉で書いていてくれて、社会保険を学ぶ人への著者の愛を感じる。

2025/05/07

[せぷてんば]

入門の入門書という位置付けとのことだが、まさにその通りでした。社会保険の細かなルールを本書で学ぶことは難しいですが、そもそものなぜ保険というスキームにしているのかなど、各種社会保険制度の考え方が学べます。

2019/03/31

[のら]

良書。帯に「入門書の門前書」とあるとおり、各社会保険の骨格が「保険」という視点から平易に説明されていて、とても分かりやすい。制度体系を解説する本は多いですが、本書の様な視点から書かれた類書は少ないです。各社会保険に対し、新たな視点を得られました。

2018/09/21