内容説明
家族への愛情、期待、憎悪、そして、家族間の確執…遺言をめぐる知られざる現実を現役公証人が初めて明かす。トラブルを回避する遺言の書き方も詳しく解説。
目次
第1部 遺言物語―家族の事情(妻以外を頼りにする夫;偽りの戸籍;遠い昔のわが子;長男夫婦を追い出したい父;夫婦がお互いに残す遺言 ほか)
第2部 遺言の役割と作成の手順(「老々同居」という現実;法定相続と遺言及び遺言能力;遺言の種類;どんな内容でも遺言できるのか;遺言の書き方のポイント(「誰」が書いた遺言かをはっきりさせる;遺産を手にするのは「誰」なのか;「何」を遺産として渡すのか) ほか)
著者等紹介
生田治郎[イクタジロウ]
1941年岐阜県生まれ。京都大学法学部を卒業後、銀行勤務、弁護士を経て、76年より裁判官となる。横浜地裁、東京地裁、岡山地裁、千葉家裁等に勤務。2001年12月に裁判官を退官。2002年1月より越谷公証役場にて、公証人
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