内容説明
裁判官、検察官、弁護士、警察官、被告人へのインタビューや裁判傍聴をもとに、アメリカ刑事司法の「ありのままの姿」を伝える。被害者援護、精神障害者犯罪、薬害事件などわが国が抱える刑事司法をめぐる問題に具体的な示唆を与える注目の書。
目次
第1章 アメリカ刑事司法への招待
第2章 裁判所と裁判管轄
第3章 ワシントン州キング郡上級裁判所
第4章 重罪事件の刑事訴訟
第5章 未成年裁判所、特別法廷、特殊手続
第6章 警察・ジェイル
第7章 検察
第8章 公的弁護制度
第9章 宣誓供述書
著者等紹介
島伸一[シマシンイチ]
現在、駿河台大学法学部教授・弁護士(第一東京弁護士会所属)。法学博士。中央大学法学部卒業、上智大学大学院法学研究科博士課程修了、北海学園大学法学部教授、東京大学法学部国内研究員、州立ワシントン大学ロー・スクール客員研究員
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