内容説明
訴訟法学の取組むべき課題を提示。本書は、比較法的研究を基礎として、法創造過程の手続法的統制の枠組みを構成するに当たって検討すべき諸論点を明らかにし、さらに日本法の下での解決の方向を探っている。
目次
第1章 裁判による法創造の意義と限界―ドイツ法上の展開
第2章 法創造の事実的基礎―立法事実と法創造事実
第3章 立法事実・法創造事実の具体例
第4章 立法事実・法創造事実と訴訟手続―アメリカ法・ドイツ法
終章 日本法と今後の展望
著者等紹介
原竹裕[ハラタケヒロ]
1966年東京に生まれる。1990年一橋大学法学部卒業。1991年司法試験第二次試験合格。1992年一橋大学大学院修士課程修了。1994年司法修習(46期)修了、一橋大学法学部助手。1996年一橋大学法学部専任講師。1999年一橋大学大学院法学研究科助教授
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