出版社内容情報
橋爪隆東大教授の2度目の補訂、最新の法改正に完全対応の基本書!
「刑法とは何か」の問いかけにやさしく答える第1章を導入部に、構成要件論、違法論、責任論、未遂犯論、共犯論といった犯罪論の主要テーマについて1つ1つ明快な答えを提示します。
犯罪成立要件の各所において、いわば刑事の要件事実論ともいうべきアプローチを加え、検察官が立証し、裁判所が認定すべき対象・要件を明確化することにつとめているため、法科大学院生、実務家にとっても必読の一冊。
同時刊行の『刑法各論〔第8版〕』同様、旧版以降の法改正および重要判例の動きを橋爪隆東大教授が補訂した最新版。
内容説明
刑法および関連法の改正、重要判例を補訂した最新版。西田・刑法学をやさしい語り口で明示し、理論刑法学の新しい地平を拓いた原著に最新の情報を加えた決定版。
目次
刑法とは何か
刑罰の目的
刑法の機能
罪刑法定主義
犯罪論の体系
構成要件該当性
違法性
有責性
未遂犯
共犯論
罪数論
刑の適用
刑法の適用範囲
著者等紹介
西田典之[ニシダノリユキ]
1947年熊本市に生まれる。2013年逝去。元東京大学教授・元学習院大学教授
橋爪隆[ハシヅメタカシ]
1970年愛知県に生まれる。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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