内容説明
学び始めでつまづかないために。法学の世界ではなぜそのような議論をするのかがわかり、講義や教科書が前提としている基礎知識をやさしく解説。法学を学ぶ準備がととのう「真」の入門書、民法改正に対応。各章末に確認問題付き。
目次
第1章 法学における議論の特徴
第2章 法解釈の諸方法
第3章 法の体系と形式
第4章 法の適用
第5章 法の担い手
第6章 判決の読み方
第7章 必要なツールと参考になる本
著者等紹介
道垣内弘人[ドウガウチヒロト]
1959年生まれ。1982年東京大学法学部卒。東京大学法学部助手、筑波大学社会科学系講師、神戸大学法学部助教授、東京大学教養学部助教授、同教授を経て、2004年から現職。専攻、民法。東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
22
法学を学ぶ前の基礎知識。この本だけでは何もわからない2023/10/09
connect
6
法学の基礎を学ぶため薄い本書を選んだ。本書は全136ぺージと薄く、約2日で読めた。法学の基礎である、法律文の読み方、法解釈、法律家等々についてまとまっており、基礎は理解できたと思う。本書では次に読む本が勧められており、気になった法解釈の本に進んでみたい。2022/07/24
takeapple
4
法学初学者が知っておいたほうがいいことがコンパクトにまとまっていて助かった。良くわからないややこしいところは、必要な時に見直そう。2025/03/01
Yuichi Tomita
4
何を今更ではあるが、基本に立ち返って読んでみた(3回)。東大ロースクールの未収者向けの半日授業を元に書籍化したもの。 法学の議論の特徴や法解釈の方法、法体系や形式などについて口語文で説明がなされている。 知識ゼロからだとよく分からないところもあるかもしれないが、コンパクトで、まさに法学部に入る方やロースクールの未収者の入口には良いのではないか。 法律をかじった方には、道垣内先生が何が法学の基本と考えているかを知ることが出来る。2021/06/28
いちこ
2
法学の基本を体系的に学べる本。非法学部卒からすると、どれもありがたすぎる内容。法の種類、文理解釈、判例の見方など、基礎に立ち返るときにまた読みたい。2023/02/05