内容説明
「責任配分」「規整された自己規整」「保障」の概念から、保障行政の壮大な構想を骨太にかつ緻密に展開する若き俊英渾身の野心作。公私協働の世界における国家の新たな役割を問い直す注目の書。
目次
序章 問題意識
第1章 公私協働による任務の引き受け
第2章 私化に対する法的な制御
第3章 鍵概念としての「責任配分(Verantwortungsteilung)」
第4章 保障責任の具体化
終章 日本法への示唆
著者等紹介
板垣勝彦[イタガキカツヒコ]
昭和56年福島市に生まれる。平成11年福島県立福島高等学校卒業。平成16年東京大学法学部卒業。平成18年東京大学法科大学院修了。東京大学大学院法学政治学研究科助教、国土交通省住宅局主査、山梨学院大学法学部講師を経て平成25年横浜国立大学大学院国際社会科学研究院准教授。専攻は行政法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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