出版社内容情報
内心の自由(憲法19条)研究の集大成ともいえる必読論攷集!
憲法19条について、内的に整合性を持つ体系的な一つの解釈理論を提示し、これを通じて、外面的な精神活動の自由と区別された内心の自由についてなぜ・どのように同自由を保障するかに関する一つの普遍的な憲法理論を提示する。永年の研究の集大成ともいえる、著者、渾身の初単著論文集、必読の書!
内容説明
憲法19条について、内的に整合性を持つ体系的な一つの解釈理論を提示し、これを通じて、外面的な精神活動の自由と区別された内心の自由について、なぜ・どのように同自由を保障するかに関する一つの普遍的な憲法理論を提示する。永年の研究の集大成ともいえる、著者、渾身の初単著論文集、必読の書!
目次
第1部 一九条の解釈理論(条文註釈:日本国憲法第一九条)
第2部 一九条の判例理論(憲法一九条の判例法秩序の現状)
第3部 人権論全体の中での一九条論(「内心の自発性」論と「自己決定権」論;棄権の自由に関する考察―「内心の自発性」論の展開・その一 ほか)
第4部 同時代的考察の軌跡―学校現場での国歌斉唱強制に抗して(“一九九九年国旗国歌法制定後まもなくの考察”「人権」論・思想良心の自由・国歌斉唱;“下級審段階(最高裁の判断が示される前段階)の考察”「国歌の斉唱」行為の強制と教員の内心の自由 ほか)
著者等紹介
佐々木弘通[ササキヒロミチ]
東北大学大学院法学研究科教授。1988年東京大学法学部卒業。1998年成城大学法学部専任講師。同助教授、教授を経て、2009年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。