内容説明
アメリカでは競争は保護されるのか。取引社会アメリカを理解するための基本書。国際競争が激化するなか経済効率性をめざす反トラスト法の現行ルールを判例・ガイドラインに沿って具体的に説明し、日本法の理解にも役立つ競争法の特色を明示する。反トラスト法の全分野をカバーした決定版。
目次
第１章 反トラスト法の概要（反トラスト法の成立と展開；実体法；執行機関・執行手続 ほか）
第２章 実体法（水平的制限；カルテル；ボイコット ほか）
第３章 手続法（連邦取引委員会の事件処理手続；合併規制における事前規制手続；刑事罰 ほか）
著者等紹介
村上政博［ムラカミマサヒロ］
１９４９年北海道生まれ。１９７２年東京大学法学部卒業。１９７５年司法修習生（２７期）の修習修了。弁護士（１９７５～１９８３年）、公正取引委員会（１９８３～１９９０年）等を経て、１９９０年横浜国立大学助教授、１９９１年同大学教授、２００２年一橋大学教授。現在、一橋大学教授（大学院国際企業戦略研究科）。ニューヨーク州弁護士。専攻は経済法
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