出版社内容情報
オトナもコドモもタメになる、「モノゴトのしくみ」が丸わかり!
内容説明
身近なモノゴトの裏にある“感動もの”のしくみ、一挙収録!
目次
1 「ハイテク」に見るすごいしくみ
2 「動植物」に見るすごいしくみ
3 「社会全般」に見るすごいしくみ
4 「人体」に見るすごいしくみ
5 「生活周辺」に見るすごいしくみ
6 「気象」に見るすごいしくみ
7 「電気関連」に見るすごいしくみ
著者等紹介
涌井良幸[ワクイヨシユキ]
1950年、東京都生まれ。東京教育大学(現・筑波大学)数学科を卒業後、千葉県立高等学校の教職に就く。教職退職後の現在は著作活動に専念している。貞美の実兄
涌井貞美[ワクイサダミ]
1952年、東京都生まれ。東京大学理学系研究科修士課程修了後、富士通に就職。その後、神奈川県立高等学校教員を経て、サイエンスライターとして独立。現在は書籍や雑誌の執筆を中心に活動している。良幸の実弟(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まーくん
99
当たり前に便利に使ったりしているが、よ~く考えてみると、すごくて不思議なことについて説明している。GPS,Wi-Fi,QRコード、郵便番号の順番が不規則、発熱の仕組みと効果、甘い物は別腹、満潮と干潮のメカニズム、携帯電話の声(ハイブリッド符号化方式)等々。例に挙げたのは自分が特に興味を持ったものだが、他にもいろいろサクッと解明。まあ携帯(スマホ)は良くわけも判らず便利に使って(使われて)いるが、一昔前には想像もできなかったことだ。エッセンスのみでロマンがないと思うのは、この本の趣旨とは違う無い物ねだりか?2021/01/04
スプリント
13
雑談のネタ本として最適です。2020/02/24
はとむぎ
11
深くはないが雑学としては楽しめた。2024/04/18
jackbdc
10
平易な文章でわかりやすい。バリエーションもボリュームも適度にあるので暇つぶしに良さそう。もし、自分がこれと違う編集をするならどうするか考えた。先ず、仕組みの構造の整理に取り組みたい。考えてみると、概ね以下二つのパターンに絞られるみたいだ。一つ目はAが実はBなんだよ!というもの。基本的にはAの知識を補足するだけのもので、A自体が知られて無い場合に成り立つ。二つ目はAにBを加減乗除するとCになるよ!というもの。これこそ仕組みの力であり、物理、生命や社会の法則を踏まえた加減乗除の構成に妙があるというもの。
マイアミ
8
★★★ 知見を広げるための入口として読むのがいい本。パラパラ眺めて何となく理解した気になれるのはいい。ただ知識が定着するかはわからないが。ソメイヨシノはクローンだから一斉に咲くって良く聞くけれど、それって説明になってないと感じる。同じ遺伝子を持つ植物が同じ時期に花をつけるという実証を行った上での結論ではないのだから。そういう実験が積み重ねられた結果の答えではないのに、なぜクローン=同時期に花が咲くが、許容されているのかわからない。同一ではない自然環境の中で同じ時期に花が咲くのは別の理由がある気がする。2022/10/15