シリーズにっぽん草子<br> 元禄文化―遊芸・悪所・芝居

シリーズにっぽん草子
元禄文化―遊芸・悪所・芝居

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 18X12cm
  • 商品コード 9784335250422
  • NDC分類 210.52

内容説明

生活水準の底あげが、従来富裕層の独占していた奢侈を解き放ち、幅広い消費人口を生み出した。日本史上初の大衆消費社会“元禄”―豊富な史料をもとに「遊芸」「悪所」「芝居」という三つのキーワードを駆使し、元禄文化の実相を活写するヒストリカル・エスノグラフィー。

目次

序章 「町人」の時代―『日本永代蔵』の世界から
第1章 「遊芸」という行為
第2章 「悪所」という観念(「悪所」という言葉;遊里批判の論理)
第3章 「芝居」という空間(「芝居」と芝居見物;「芝居小屋」をめぐって;とざされた「小屋」;饗宴としての「芝居」)