垂加神道の人々と日本書紀

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  • サイズ A5判/ページ数 290,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784335160523
  • NDC分類 171.6
  • Cコード C3014

内容説明

闇斎門下の個性豊かな諸家の事跡を通して、垂加神道の史的展開を検討すると共に、『日本書紀』神代巻の解釈に見える思想の根幹を明らかにする。

目次

第1編 垂加神道史上の諸家(垂加神道史概説;浅井琳庵伝―闇斎直門の一学者;埋れたる神道家守井左京;玉木葦斎の人物と思想;玉木葦斎と橘家神道の発展;祇園社人と垂加神道)
第2編 垂加神道と『日本書紀』(垂加神道に於ける『日本書紀』研究;谷秦山の『神代巻塩土伝』;若林強斎の神代巻講義;山本復斎の『神代紀鈔説』;玉木葦斎と『神代巻藻塩草』;竹内式部の『日本書紀第一講義;谷川士/清の『日本書紀通證』』)

著者等紹介

松本丘[マツモトタカシ]
昭和43年東京都に生れる。平成8年國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程後期単位取得。國學院大學日本文化研究所兼任講師、神社本庁教学研究所録事等を経て、皇學館大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きさらぎ

4
「垂加神道の人々」が、闇斎の神道説をどのように受け継いでいったかを検討する。第一章で江戸や各地への伝播と京摂での展開を概観し、以下の章で人物ごとの検討を試みる。國學院神道学研究科博士で神社本庁教学研究所に勤めていたという著者の記述は予備知識がないだけに私には中々手強かった(苦笑)取り上げられているのは浅井琳庵・守井左京・玉木葦斎・谷秦山・若林強斎・山本復斎・竹内式部・谷川士清など。谷秦山と渋川春海のやりとりや、祇園社(八坂神社)と垂加派の関わりなどが明治の神仏分離などと絡めて語られるのが興味深かった。2016/08/09

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