出版社内容情報
授業の予習や独習に適した初学者向けの大学テキスト
第2版から5年余りが経過し、この間、2020年から2023年まで新型コロナ感染症が猛威を振るい、私たちの日常生活に大きな影響を与えました。労働法の領域でも、第2版以後、いくつかの新しい変化がみられます。その主なものをアトランダムに上げると、働き方の多様化を反映して、いわゆるフリーランス新法が施行されています。また、固定残業代に関する重要な最高裁判決が出されています。さらに、職場のハラスメント防止対策として、セクハラだけではなく、パワハラ、マタハラが重要な課題となっています。第3版では、これらの新たな労働問題を積極的に拾い上げ、全体のアップデートを図りました。
目次
第1章 労働法の原理
第2章 労働基準法の理念と労働契約
第3章 就業規則と労働契約
第4章 配転・出向・転籍
第5章 賃金の保護
第6章 労働時間の規制
第7章 休憩・休日・年次有給休暇
第8章 労働災害の予防と災害補償
第9章 雇用平等とワーク・ライフ・バランス
第10章 雇用の終了
第11章 団結権保障と労働組合法
第12章 不当労働行為制度
第13章 団体交渉と労働協約
第14章 争議行為
著者等紹介
新谷眞人[アラヤマサト]
日本大学大学院法務研究科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。