内容説明
あらゆる食品が危険に見える。BSE、鳥インフルエンザ、O‐157、ダイオキシン、中国ではブタ連鎖球菌のアウトブレイク。「食」はなぜ「不安」となったのか。
目次
第1章 悪疫(千葉の乳牛;サーベイランス ほか)
第2章 科学の彼岸1―石鹸の泡(速歩、震撼、掻痒;病の名 ほか)
第3章 科学の彼岸2―モンスター(不死身;自己増殖 ほか)
終章 グレーな時代(「二〇〇二年食品パニック」;肉と香料 ほか)
著者等紹介
神里達博[カミサトタツヒロ]
1967年生まれ。東京大学工学部卒、旧科学技術庁、三菱化学生命科学研究所を経て、(独)科学技術振興機構・社会技術研究開発センター(旧・社会技術研究システム)専門研究員。東京大学総合文化研究科博士課程単位取得。専攻は科学史・科学論。早稲田大学非常勤講師、東京農工大学非常勤講師、東京大学先端科学技術研究センター協力研究員を兼務。趣味は作曲とサイクリング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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