- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(小中学生)
- > 少年(小中学生)その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
恋愛爆弾
22
ヤバすぎて第一話読んでたら喉から「クィッ」って鳴った、二話、三話と恐ろしいまでに納得できた、抱きしめたくなった。だが同時に個人的な理由から、こんなもんに共感なんぞしてたまるかと本をぶん投げたくなった、こんなに上手くいってたまるか、と、その漫画の名前が『煙たい話』。どうかたくさんの人に読まれるように。説明の言葉を捻りださせようとする他人の喉なんて、自分の喉もろともふさいでしまえばいい、世界よもっとバカになれ、高いところを好む煙のように、決して煙が消えないように。2022/11/09
フキノトウ
16
高校の同級生との再会。弱った猫・おじさんを見て「助けないの?」という武田の言葉に有田と同じようにホッとした。2024/04/04
碧海いお
8
表紙に惹かれて読んでみました。 男同士の2人が一緒に暮らすまで。とは言ったもののBLではなく、友情の話。あまり楽しくはなさそうな空気をしているのに、この空気が好きだ。 学生の頃に知り合うと連絡を取らないと友達と疎遠になるみたいな精神的に未熟な考えがありますが、この2人は若いのにその空気を感じられない。2024/05/03
kokekko
8
読んでいて「やられた」と思った。LGBTの話をしている時ですら私たちは「愛する人と結婚できないなんて間違っている」と、さも結婚がとてもいいことのように口にするけれど、そもそも論「結婚」や「恋愛」が絶対にいいものではないということを忘れてはいけない(結婚できないのは間違っているが、それはよしあしではなく権利の不公平性の問題である)。この物語の主人公二人は男同士で同居しているが友人同士で、それを周囲に説明するのを難しいと思っている。社会の問題というのはこういうことを言うのだと思った。2023/06/23
チサエ
7
KindleUnlimitedにて。この雰囲気とても好き。男性同士での同居、ルームシェア。BLではなく友情物語。適度な距離感と、空気感。ひとりでもいられるけれど、あえてふたりでいることのしあわせ。おじさん良き。2024/05/25