林檎の樹の下で〈下〉日本への帰化編

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334979645
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

西海岸のベンチャー企業だったApple。日本での初の代理店は繊維メーカーの「東レ」だった……堀江貴文プロデュ―スで名著復刊

内容説明

仕事で振り回される人も、振り回す人にも読んでほしい“モノづくり”の物語。今だからこそ知っておくべき「アップルの歴史」。

目次

第3部 帰化への道(奇妙な状況;理不尽;マッキントッシュ誕生;ジョブズの決断;漢字マック;芽吹いた林檎の種)
それからの10年 1996年3月執筆
さらにそれからの10年 2003年9月執筆

著者等紹介

斎藤由多加[サイトウユタカ]
1962年東京都生まれ。ゲーム・クリエーター。シーマン人工知能研究所所長。大学卒業後、リクルートに入社し、その後独立し1994年「オープンブック株式会社」を創業。高層ビルシミュレーション『タワー』の国内外のヒット(海外名はSimTower)で全米パブリッシャーズ協会賞ほか受賞。1995年、日経BP社ベンチャー・オブ・ザ・イヤー最優秀若手経営者部門賞。1999年、『シーマン 禁断のペット』をドリームキャスト向けに発売。文化庁メディア芸術祭優秀賞、米国GDC年間キャラクター賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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neotoro

1
発足したばかりのアップルジャパンの社長が日本語マックのプレゼンをジョブズにし、ジョブズが激怒した話。ローカライズに理解のないジョブズの傲慢みたいな解釈がされてるけど、ウォズの才能にぶら下がっていたジョブズにとって、初代Macは彼が海賊チームを率いて自身で創り上げた「作品」だったわけで、それを日本側で勝手にケースの設計を変更したモックアップを見せられたら「俺の”作品”を”製品”扱いするんじゃねぇ」ってキレたんだろうな、と。2021/06/20

もずく酢

1
「アップル社の製品をぜひ日本に根づかせたい」そんな思いで取り組んでいた人達(個人)から、組織としてアップル社製品でビジネスを立ち上げる流れに変わっていく。何かが世に広まっていく時、組織の果たす役割は大きい。でも、最初に取り組んだ個人と、その情熱は、だんだんかすんで行ってしまう。少し寂しさを感じる。

たむらんちょ

0
マンガだけ読んだ2018/01/06

すしな

0
048.コンピュータを日本語で使えるっていうのは今では当たり前ですが、もともと1バイトで文字を表現していたものを2バイトにして漢字まで表示できるようにするまでにはいろいろと葛藤があったんだなぁと言うことがわかります。これってこのタイミングより遅ければずっとコンピュータは英語だけだった可能性が高かったんだじゃいのかなぁと。そうなってくるとスマホを始めとするこの今の環境も今日のように爆発的には世界に広がっていなかったのではと思うと、コンピュータの発展に貢献した日本人の功績は少なくないなと感じました。2018/07/13

べんちーに

0
ゲームクリエーターの著者がアップルPCの日本上陸を描いたノンフィクションの下巻。1996年刊行の復刊。 本書では、著者が初出の1996年と1回目復刊時の2003年、そして今回の復刊である2017年と、3回にわたってあとがきを書いています。そのあとがきを読んでいると、時代の流れをタイムマシンに乗っているように感じることができ、鳥肌が立ちました。既にインターネットやiPhoneでさえ過去の産物として捉えてしまう私達は、これからどんな技術やモノに出会っていくのでしょうか。楽しみでもあり、怖くもあります。2018/06/25

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