林檎の樹の下で〈上〉禁断の果実上陸編

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334979638
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

西海岸のベンチャー企業だったApple。日本での初の代理店は繊維メーカーの「東レ」だった……堀江貴文プロデュ―スで名著復刊

内容説明

若きジョブスと翻弄される日本人たち…アップル日本進出を巡る壮絶なドラマが始まる。

目次

第1部 西海岸の産物(禁断の林檎;Apple2;新しいパートナー探し;東レとの提携)
第2部 青い瞳をしたパソコン(予兆;ようこそIBM殿;アップル・ジャパン設立)

著者等紹介

斎藤由多加[サイトウユタカ]
1962年東京都生まれ。ゲーム・クリエーター。シーマン人工知能研究所所長。大学卒業後、リクルートに入社し、その後独立し1994年「オープンブック株式会社」を創業。高層ビルシミュレーション『タワー』の国内外のヒット(海外名はSimTower)で全米パブリッシャーズ協会賞ほか受賞。1995年、日経BP社ベンチャー・オブ・ザ・イヤー最優秀若手経営者部門賞。1999年、『シーマン 禁断のペット』をドリームキャスト向けに発売。文化庁メディア芸術祭優秀賞、米国GDC年間キャラクター賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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まさこ

7
2冊組の必要ない厚さだけど、色違いの2冊組にしたかった気持ちはワカル(笑)。アップル上陸の頃の空気が伝わる!東レって意外!キャノンとの関係もビジネス視点で。アメリカでジーンズの若者の作った機器を、日本のサラリーマンが背広に汗だくで売り歩く、って…そんな構図だったか。ジョブスだけでないアップルの日本への定着に関係した人々が次々に現れ、去る。あの頃マックへの憧れてバイトしてた友人たちは…大変だったけど気分は高揚してたな。。2021/02/01

あきら

3
20180046 アップルといえば、カッコいいもん作ってお洒落な人がドンドン広めていったというイメージがあるから、何もしなくても盛り上がっていったような気がしてたけど勿論そんなうまい話は無いわけで。2018/07/19

NYメイプル

3
仕事でも趣味でも、今、新しいことに挑戦しようとしている人にオススメです! 多々あるスティーブ・ジョブズ礼賛本ではなく、アップルとその日本人信奉者が長く苦しい経験を経て、どう日本市場を開拓してきたかを描いています。 上巻は彗星の如く現れたアップルが米国市場を席巻し、巨人のIBMと互角に戦う中、日本市場に割く人材も資金もないことから、資本力のあるパートナーを探すプロセスを追っていきます。谷あり谷ありの中、辛うじて生き残ったところまでですね。 どうやってこの苦境を打開したのか、下巻が楽しみ!2018/02/04

もずく酢

2
アメリカ発の「りんご」に魅了され、振り回される日本人たちの物語。昔PCを知った頃、Apple社の製品は、高くて不安定で日本語の使えない代物で、全く興味が向かなかった。でも、その頃からスティーブ・ジョブスさんのコンセプトには何かあり、ウォズニアックさんの設計は秀でていた。それを理解し、魅了され、日本に根づかせる努力をしていた人たちがいたのだと思った。「良いものを世に出したい」と願う人達は評価されない事が多いが、その気づき、情熱、実行力、は、とても素晴らしいと思う。

すしな

2
047.コンピュータをパーソナルにしたのってAppleだったんだなぁと。。それまでのコンピュータって汎用機のおおっきいやつで、穿孔テープかなんかでプログラムを入力していた時代。。そこからBASICを使って手元のコンソールからプログラムが組めるっていうは確かにエキサイティングですね。ちなみにスマホもAppleですもんね。インターネットのWebサイトやE-mailを手元の持ち運び可能な端末で見たいときにいつでも見られるようになったというのも同じことだったんだなぁと思いました。2018/07/09

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