出版社内容情報
「集団挙動」研究を用いて、サッカーのあらゆる側面に潜む「数学的パターン」を発見・分析。勝利の方程式を明かす。
内容説明
バルセロナのフォーメーションはなぜ数学的に美しいのか。イブラヒモビッチのオーバーヘッドは何が凄い?勝ち点はどうして3なのか?数学者はブックメーカー(賭け屋)に勝てるか?etc.サッカーのあらゆる「数学的パターン」を発見・分析し、プレイと観戦に新たな視点を与える話題作。香川、岡崎の動きを分析した日本版特別序文も収録!
目次
1 ピッチから(数学でサッカーの試合結果を予測できるか?;バルセロナと粘菌の隠れた共通点;パスの「流れ」を解明する;統計だけが知っている選手の本当のすごさ;イブラヒモビッチのロケット科学)
2 ベンチから(サッカーを劇的に面白くした勝ち点3の魔法;戦術マップが暴くチームの個性;部分の総和を上回る超チーム力;「動き」の世界を数学する)
3 観客席から(君は1人じゃない―群集の科学;みんなの意見は本当に正しい?;自腹でブックメーカーに挑んでみた;挑戦の結果はいかに)
著者等紹介
サンプター,デイヴィッド[サンプター,デイヴィッド] [Sumpter,David]
ロンドン生まれ、スコットランド育ちの数学者。マンチェスター大学で数学の博士号を取得。オックスフォード大学とケンブリッジ大学で研究職に就いた後、スウェーデンに移り、現在ウプサラ大学の応用数学の教授。世界各地で、伝書鳩の飛び方、拍手の伝染、アリや魚の群れの動きなどの生物学的・社会学的現象を数学的に分析する研究に携わり、日本でも北海道大学の中垣俊之らと粘菌のネットワークについて共同研究した
千葉敏生[チバトシオ]
翻訳家。1979年横浜市生まれ。早稲田大学理工学部数理科学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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