内容説明
2013年3月31日、「中小企業金融円滑化法」終了。銀行の担当者は変わり、「金を返せ」と平然と言うだろう。読んで対策を知るか、知らずに潰されるか…。JAL、ライブドアをコンサルした企業再生弁護士が教える。
目次
鈴木洋菓子店の悲劇 限りなく実話に近いストーリー
1 まず、銀行の考え方や行動原理を知る(銀行は金を貸すとき、どこを見て決めているか;中小企業金融円滑化法は銀行の融資プロセスをどう変えたのか;貸し手の「出口戦略」は、もうスタートしている)
2 「金を返せ」と言われる前に注意しておくこと(「金を返せ」と言われる前にやっておくべきこと;そろそろ「金を返せ」と言われそうなときにやること)
3 「金を返せ」と言われた後の行動・戦略(「金を返せ」と言われてしまったとき、どう考えるか;金を返さないで済ます具体的な方法;「金を返せ」と言われてしまった後の戦略 ほか)
エピローグ もし太郎と花子が、いい弁護士のアドバイスを受けていたら
著者等紹介
植田統[ウエダオサム]
弁護士・国際経営コンサルタント。南青山M’s法律会計事務所。1957年生まれ。1981年東京大学法学部卒業。ダートマス大学経営大学院にてMBA取得。成蹊大学にて法務博士取得。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)、ブーズ・アレン・ハミルトン(現ブーズ・アンド・カンパニー)、レクシスネクシスジャパン代表取締役社長、世界最大の企業再生専門ファームのアリックスパートナーズでライブドア、JALを担当し、現在企業再生弁護士・国際経営コンサルタント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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