内容説明
平日、週末、就寝前、特別な日、4種類の時間を使って、仏教に親しみ、仏教を実践する方法を紹介。仏教を生活にとり入れるガイドブック。
目次
1 ウィークデーこそ修行タイム―仏道修行が怒りや虚しさを消し、満ち足りた気持ちにする(坐禅;写経 ほか)
2 ウィークエンドにお寺めぐり―仏像と向かいあい、見栄を捨て、自分をとりもどす(釈迦如来―苦行を経て悟った人間初の仏陀;阿弥陀如来―慈悲の光で闇を照らす ほか)
3 ナイトタイムにお説法―お釈迦様の言葉が苦しみから解放してくれる(四苦八苦;四諦 ほか)
4 スペシャルデーに仏縁を結ぶ―焦らずゆっくり時間を過ごすのにおすすめの四季の仏教行事(春・秋―お彼岸;春―花祭り ほか)
著者等紹介
佐々木宏幹[ササキコウカン]
駒澤大学名誉教授・文学博士。1930年生まれ。駒澤大学を経て、東京都立大学(現・首都大学東京)大学院博士課程修了。日本宗教学会評議員。曹洞宗総合研究センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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せっかちーぬ
5
読むだけで心が落ち着くところが、この種の本のいいところ。坐禅、最近してないな。料理は集中できて、すっきりする。行住坐臥。いつでも禅の気持ちで。人生は苦行。苦しいのは智慧がなく、欲まみれだから。智慧を授かれるように、頑張ります。2022/07/24
亀造
0
初心者からできる仏教生活が分かりやすく書いてあって良かった。2012/09/13
ありうす
0
無寺院派仏教徒としての生き方を模索するにあたり、予備知識ゼロで読めて、スタート地点にふさわしい本。ただし、この本だけでは明らかに足りないので、別の本(禅系にこういうのが多い)で補完したり、経典の書も別途用意する必要がある。仏教、そして人生とは、やり込み甲斐のあるものである。2013/11/05
残心
0
一般的な仏教入門の本。 大きな字で挿絵をまじえて、分かりやすく説明している。 入門書としてはよいのではないかと思います。 しかし、「仏教生活」入門という名前のため、「宗派にこだわらない仏教的な生活の内容」を解説している本だと勘違いして読み始めたので、普通に仏教入門書だったのにガッカリ。 座禅・掃除など、数ぺージは修行的生活について言及していますが、ほんの一部でした。2018/02/11