内容説明
「応変力」「危機感ではなく危機意識」「イノベーションの乗数効果」など数々の名言に象徴される「言葉の力」において、東芝・西田厚聰氏は「生きた教科書」である。従業員や株主を動かしているのは「言葉」だ。巨大企業の舵を取るトップは、現場で、あるいは社外に何を語りかけたのか。困難な時代の経営者にこそ求められる、真の「発信力」を明らかにする。
目次
1章 「表現の経営」の時代
2章 西田厚聰氏インタビュー1―「革新型リーダー」の表現
3章 「西田語録」を読み解く
4章 記者会見でのやりとり―急遽決まった「体質改革プログラム説明会」
5章 「ぶらさがり」での質疑応答
6章 西田厚聰氏インタビュー2―「グローバル・リーダー」の表現
7章 経営者の評判はどうつくられるか
著者等紹介
長田貴仁[オサダタカヒト]
兵庫県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。早稲田大学大学院社会科学研究科修士課程修了。博士(経営学・神戸大学)。東京、ニューヨークを拠点にジャーナリストとして活動。2005年4月、神戸大学大学院経営学研究科助(准)教授に就任。多摩大学大学院経営情報学研究科(MBA)客員教授、流通科学大学大学院流通科学研究所客員研究員、講演講師など多方面で活躍。この間、多くの経営者にインタビューを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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