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内容説明
電波女になる前の藤和エリオは、それでも宇宙を追っかける少女だった。布団のかわりに、赤いランドセルを背負っていたんだってさ。リューシさんと前川さんは、俺に出会う前に、なんと淡い初恋を経験しちゃったりしてた。その結末は、ほろ苦い青春の味…だったりするのかな、やっぱり(すごく気になるけど訊けないし)。そして俺は、エリオと同居しているにもかかわらず、意を決してエロ本購入大作戦を決行して!?うー、俺たちの恥ずかしい過去を綴った短編集登場、らしい。
著者等紹介
入間人間[イルマヒトマ]
1986年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
60
半年振りに電波を受信!...まさかの短編集でしたwそしてこれがまた全編面白い!全編「初恋」とか「失恋」とか恋愛絡みであり、いやないのもあるのだけれど、それらはすべて『青春』に直結しているわけである。まさに青春男。いや青春女もいます。それと、これまた全編、すべてが皆さんの過去話になっているのです。それぞれ、やはり色んな道を通ってきていてしみじみしたのと同時に、色んな道を通ってきた結果すべての道が丹羽くんに辿り着いたという事実もあるわけで、何だか嫉妬。いや羨ましいだけですwこの勢いで完結まで読んでこう! 2012/06/04
ナオフミ
28
運命同士が出会う前のお話でしたが、どの話も不思議な体験や淡い青春があり読んでいて胸に違和感を覚える感覚になりました。そして最後のお話、個人的にもの凄い好きでああいうのもっと増やしてほしいですね。今後も青春を謳歌する主人公たちに期待?をします!2021/03/03
Yobata
20
電波女と青春男の短編集。真が越してくる前の各キャラの過去を描いた短編。高一の終業式、フられた御船流子は家出した漫喫で超美系の自称宇宙人と出会い、町で一番星に近い場所に侵入する事に。中三の前川さんは身長が180㎝にまで伸び幼馴染の吉野との関係が分からなくなってしまった為に金髪にした。小学五年生の藤和エリオはその容姿から学校で敬遠されながらも夢の宇宙飛行士に向けて特訓中だった。中三の丹羽真は彼氏持ちの星中小海に思わせぶりな態度を取られ困惑していた。そして現在、真は意を決してER○本を買いに行く…の5編。→2011/05/16
END
13
みんな昔はちょっと違ったのね的なお話。リューシさん好きなんどけど、読み辛いわ!!ほっぺだけじゃなくて文章もプニプニしてた感じ。それよりマシだったけど、前川さんも読み辛かったな。エリオが一番読みやすい。今のエリオよりも背伸びして小難しいこと喋ってたし。『E.R.O』はなんというか、面白かった。健全な男子なら一度は通る道だしな!今回、番外編だよね?それなのに4巻って!!閑話休題。2014/12/24
チェシャ猫
11
若い男女の昔の話の短篇集。 ○リューシさん・・・宇宙人が消化不良。 ○前川さん・・・なぜ色を戻した?終わりがスッキリしない。 迷える前川さんが珍しかった。大きくなったトーエがいたから ま いっか。○エリオ・・・昔はヤンチャだったのね。(今も布団の中では?名残がある??)○真・・・なぜ 40%目指さなかった?星空の下の青春いいなぁ 。結論、エリオと真の話が好きでした。 みんな青春してるなぁ というか 女々さんの昔話が何故無い?! 真なんて、女々さんに隠したエ□本 見られてしまえ!!2013/09/09
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