女36歳からでもキャリアは作れる―夫の失踪、子供3人…主婦が大学教授になるまで

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334975814
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

内容説明

3人の子供と幼馴染の夫との平凡ながらも幸せな生活は、夫の裏切りで崩壊した。海外赴任から帰国後、1週間で夫が失踪。子供を抱えて上京し再就職をはたした著者は、キャリアアップのための転職を繰り返し、55歳で思いがけず教授となった。著者の強烈な体験を通して考える、女にとって仕事とは、家族とは。

目次

第1章 コスタリカの地で(夫の手紙;母の口癖 ほか)
第2章 夫の失踪(最後の帰国;夫の退職 ほか)
第3章 離婚とキャリアアップ(お小言さん;移籍 ほか)
第4章 母子家庭と男女の格差(母子家庭;バイク事件 ほか)
第5章 たどりついた場所(団塊の世代に生きる;役職定年の告知 ほか)

著者等紹介

辻三千代[ツジミチヨ]
産業能率大学経営学部教授。本名は高井三千代。1946年、日本女子大学文学部教育学科卒業。結婚後、夫の転勤で中米コスタリカ共和国、米国マイアミ市居住を経て帰国後、教育コンサルタント会社等に勤務。その後1987年大手新聞社系列の総合人材会社に転職し、2004年3月に自由が丘産能短期大学(当時の名称は産能短期大学)教授に、2009年4月より現職。ホスピタリティマネジメント関連、キャリアデザインやビジネス実務の分野を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ごへいもち

19
突っ込みどころが多いけれど現実はそんなものかもしれない。混乱期を乗り越えたお子様たちもお母様もご本人も大変だったでしょう2023/02/11

たか

6
団塊の世代の女性の波瀾万丈な生きざまを描いた本。とても面白く感動した。著者が若い頃は社会では、男尊女卑が一般的な中、普通の主婦が女で一人、三人の子供を育て自分もキャリアアップを図るその姿はとても素晴らしい。 人は何歳になっても自己実現が出来ることやその為には信念と熱意が必要なことを痛感した。2016/05/12

ryo_u

3
誰かの参考に成る自伝なら開示してもと思うのは私だけかも… 。 感銘を受けた一文をピックアップ。 「自分自身の人生に偶然のように起こるすべての出来事は、自分の行動パターンが引き起こすものであり、それにどう対処していくかを考えるのもまた自分自身なのだ。」2020/05/31

シラヌイ

3
海外赴任から戻ったら、夫が子供三人残して失踪(←ヒドイ!)残された専業主婦の著者が必死にはたらき、徐々にキャリア形成していった歴史を綴った一冊です。ドラマよりすごい展開の人生だけど、死に物狂いで仕事に真剣に向きあってきた著者の生き方は、あらゆる働く女性にパワーをくれそうだ。2010/05/21

ちゃんちゃん

3
そこらのフィクションよりよっぽどドラマティック。キャリア論に興味が無くても辻さんの人生には引き込まれるのでは。成功する人はやはり自己分析力が違いますね。悩める女性はもちろん、若い人を導く立場の方には参考になるのかも。私レベルだと有効に活用できるかどうかはともかく「なるほど!」の連続でした。2010/03/04

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