日本を変える「知」―「21世紀の教養」を身に付ける

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日本を変える「知」―「21世紀の教養」を身に付ける

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  • サイズ B40判/ページ数 350p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334975715
  • NDC分類 304
  • Cコード C0295

内容説明

今、日本社会を支えてきた諸制度が根底から揺らいでいます。政治、経済、教育、文化、思想など、あらゆる場面で行き詰まりをみせています。このような混迷の時代にあるからこそ、しっかりとした「知」が求められていますが、つねに情報があふれ、しかも適正な競争のもとで正しい情報が残るのではなく、メディアで露出度の高い人間が、声高に主張する空疎な意見がまかり通っています。そうした危機的な状況にあって、わたしたちが生きる社会の現状、あるいはその来歴をきちんと理解し、未来への展望を正しく切り開くための「知」を提供することに、本書の使命はあります。

目次

1 「経済学っぽい考え方」の欠如が日本をダメにする(飯田泰之)(エコノミストの思考法へ;マル経王国の残滓 ほか)
2 ニッポンの民主主義(吉田徹)(研究テーマはフランスとヨーロッパ政治;セミナーのモチーフ ほか)
3 教育・労働・家族をめぐる問題(本田由紀)(社会の変化;家族と教育をめぐる分断 ほか)
4 日本ならではの「再帰的不安」を乗り越えて(鈴木謙介)(不安にとりつかれた現代;現代は「新しい時代」なのか ほか)
5 誰もネオリベラリズムを全面否定できない(橋本努)(ネオリベラリズムの歴史的背景とリバタリアニズムとの差異;ネオリベラリズムとは何か。その乗り越え(不)可能性 ほか)

著者等紹介

芹沢一也[セリザワカズヤ]
1968年東京生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。SYNODOS代表。慶應義塾大学非常勤講師。専門は近代日本思想史、現代社会論。犯罪や狂気をめぐる歴史と現代社会との関わりを思想史的、社会学的に読み解いている

荻上チキ[オギウエチキ]
1981年兵庫県生まれ。東京大学情報学環修士課程修了。専門はテクスト論、メディア論。人文社会科学系を中心にネットで話題のニュースやトピックを紹介するウェブサイト「トラカレ!」「荻上式BLOG」主宰

飯田泰之[イイダヤスユキ]
1975年東京生まれ。エコノミスト。東京大学経済学部卒業、同大学院博士課程単位取得退学。現在駒澤大学経済学部准教授。内閣府経済社会総合研究所、参議院特別調査室等の客員を歴任。専門は経済政策、マクロ経済学。主著に『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社。第四十七回日経・経済図書文化賞受賞)など

吉田徹[ヨシダトオル]
1975年東京生まれ。慶應義塾大学法学部卒、日本貿易振興機構、東京大学総合文化研究科、日本学術振興会特別研究員を経て、現在北海道大学法学研究科准教授(学術博士)。専門は比較政治学、ヨーロッパ政治

本田由紀[ホンダユキ]
1964年徳島県生まれ。東京大学大学院教育学研究科教授。若年労働市場や教育意識に関する実証研究を専門とし、「ニート」「人間力」「家庭教育」などの概念に批判的検討を加えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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