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内容説明
耳が聴こえない青森一の不良娘が“筆談”だけで銀座No.1ホステスになった!聴覚障害を持つ25歳が見つけた小さな夢…。筆談を駆使したマル秘コミュニケーション術はすべての人々に愛を与えます。
目次
第1章 「神に耳を取られた」娘
第2章 私は不良ですか!?
第3章 働く喜び
第4章 筆談ホステス誕生
第5章 私のマル秘筆談術
第6章 筆談ホステス東京へ上る
第7章 「筆談ホステス」銀座接客体験実話8―『すべての人々に愛の言葉の花束を』
第8章 聴覚障害者の夢
著者等紹介
斉藤里恵[サイトウリエ]
1984年2月3日生まれ。青森県出身。病気の後遺症で、1歳10ヶ月で聴力を完全に失う。接客業の楽しさに目覚め、水商売の道に進む。2年前からは、銀座のクラブで人気ホステスとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
305
中々すごいホステスだなと思った。めっちゃお金かかると思うが著者のいるホステスに通ってみたくなった。でも今は引退してるみたいだな。残念。2016/07/12
takaC
35
客寄せのために、はるばる中国から招かれるパンダと変わらない、扱いの出版なのではないのかしら?2009/08/03
James Hayashi
32
幼少の頃髄膜炎により聴力を失う。中学時代はグレるが万引きした店の店長が(好意を持って)彼女を働かせることによって彼女の人生を好転させたようだ。性格によるのか、苦労を苦労と感じさせないが、水商売のライバルたちからは疎まれ色々な経験をされた様。客寄せパンダ的な立場から、見事オンリーワンの地位を築いておられる。現在は東京北区議員。まだ30歳そこそこなので今後も注目。2017/11/02
あつこんぐ
29
図書館本。私には体に不自由なところはないけれど、理恵さんのようなバイタリティがなく色々なことを「無理だよな。出来ないな」とすぐに諦めてしまいます。障害があるとかないとかでなく、本人の覚悟があるかないか。しかし、美人なのは持って生まれたプラス要素ですね。周りのホステスさんから妬まれるのは仕方がないのかも。理恵さんのおもてなしの心は勉強になりました。私も気の利いた会話が出来る人間になりたいです。2019/12/16
TakaUP48
27
耳の不自由なホステスが銀座にいると10年ほど前に話題になった。TVドラマ化され、自身がTV出演したりと活躍。不自由なために誤解・嘲笑・欺し等を受けたが、心の強さでそれを跳ね返してきた。殿方の扱いは流石で、筆談で漢字を使い「良い感じ」にする。コレは真似なくちゃ!聴覚障害者と健常者とが一緒になり、幼なじみの美容師と共に美容院・エステを作るのが夢という。が、1児の未婚の母となり31歳で都議会議員に。2019年に参院選出馬。「人の夢と書いて儚いというけれど…」彼女の夢も次々と変化しているが、叶えて欲しいもの。2019/12/25