江戸の醍醐味―日本橋・人形町から縁起めぐり

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334975418
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0025

内容説明

日本橋は江戸と東京をつなぐ町である。食・道具の名品から経済・流通システムにいたるまで、多くの事物を生み出したベンチャー精神あふれる、はじまりの町でもある。博覧強記で知られる著者が、日本橋・人形町を起点にあちらこちらへと、時代の残り香を探したずねて二十年。東京の皮層を一枚一枚めくりとる愉しみにあふれた、「江戸のドまん中」探訪記。

目次

プロローグ 商業と物流の町々をめぐる愉しみ
第1章 「日本の近代化」を探したずねる―経済と流通
第2章 「都市の成り立ち」を探したずねる―交通と建築
第3章 「食の起こり」を探したずねる―名物と老舗
第4章 「町の暮らし」を探したずねる―工芸と生活
第5章 「庶民の娯楽」を探したずねる―祭りと遊び
江戸の醍醐味―エピローグ

著者等紹介

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年東京生まれ。作家。幼年期を上野、少年期を板橋・練馬で過ごした、自称「東京原人」。芳町(いまの人形町)で芸者さんを見かけたのをきっかけに、町の色っぽさに惚れ、以来、日本橋・人形町通いは二十年にも及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

千尋

8
現在でも残っている江戸の文化を求めて、様々な店や建物を巡り歩くエッセイ集**和菓子の金鍔や銅鑼焼き等の食文化、ガラス文化など・・江戸の文化の魅力が満載でとても面白かったです**2010/08/31

メロン泥棒

1
ロイヤルパークホテルのPR誌にて荒俣宏が20年にわたって連載した日本橋人形町を中心とした町歩きエッセイ。なにせ20年分である。日本橋という街の成り立ちから現在も残る江戸や明治の面影の数々。日本橋の町歩きガイドとして最適な1冊。個人的には現在に残る明治・大正・昭和の建築物の名残を楽しみたい。2010/10/02

Akito Yoshiue

0
知らないことを知る楽しみと、知ってたことがつながる楽しみに満ちた一冊。おすすめです。2013/05/26

0
☆3.52008/10/02

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