シマノ 世界を制した自転車パーツ―堺の町工場が「世界標準」となるまで

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シマノ 世界を制した自転車パーツ―堺の町工場が「世界標準」となるまで

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334974022
  • NDC分類 536.86
  • Cコード C0095

内容説明

「シマノのレーシングコンポを使えば勝てる。そういうものを我々は作ろう」本場ヨーロッパの厚い壁、ユーザーからのクレームの嵐、そして幾度かの挫折をバネにあくなき挑戦を続け、“自転車界のインテル”と呼ばれるまでになったシマノ。そして2003年7月、100周年を迎えるツール・ド・フランスで、「7800デュラエース」のプロトタイプを駆使したL・アームストロングが、史上5人目の最多優勝、史上2人目の5連覇に挑む。「デュラエース」がいま、新たな歴史を作ろうとしている。

目次

1 常識を打ち破るSTIの衝撃
2 デュラエース誕生
3 エアロの挫折
4 SIS搭載
5 ライバル
6 レーシングチーム
7 MTBで大ブレーク
8 アトランタ・プロジェクト
9 新たな歴史

著者等紹介

山口和幸[ヤマグチカズユキ]
スポーツジャーナリスト。1962年、群馬県前橋市生まれ。青山学院大学フランス文学科卒業後、自転車専門誌を経て、’96年8月にフリーとして独立。自転車をはじめ、卓球、ボート競技などの選手を追い続け、スポーツ新聞各紙、雑誌「ターザン」等で執筆。ツール・ド・フランス取材は’88年から。ジェイ・スカイ・スポーツでは現地レポーターも務めた。’97年より、ジャパンカップなどの国内で行われる自転車の国際大会や五輪選考にかかわる大会での広報を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

帯長襷

5
シマノの歴史を知るため軽くパラパラと。スポーツとしての自転車にも乗らんので、パーツの名前ではどこのことかわからなかったけど、写真を見ながらでちょっとずつ理解した感じ(笑) メダルとかはく奪されちゃったけど、アームストロングって、やっぱり影響力がすごい人やったんやなぁ。2019/08/28

里山輪太郎

4
これ一冊でデュラエースEX~AX~74系~77系までの変貌、野心旺盛な島野三兄弟(尚三、敬三、喜三)の功績がよくわかる。私が自転車乗り出したころは、シュパーブとデュラエースが人気を二分していが、何故、サンツァーが消えいったかがよくわかる。2017/11/10

Tomonori Yonezawa

3
県立図書館▼2003.6.30 初版1刷 ▼会員制自転車ネットサロン?「la route」でKindle版を紹介、どっかで見たなぁと借り。▼9ステージ301頁▼STI、デュラエース、エアロ、SIS、ライバル、レーシングチーム、MTB、アトランタ、新たな歴史▼自転車、釣具、株に興味ないと全く知らない会社の話。レポートっぽいとこ物語っぽくなるとこがたまにあるけど今読んでも非常に面白い。▼105まで電動コンポ、本のエアロにならないか心配。でもe-bikeの普及する先を見据えると電動コンポが正解なんでしょな😩2022/07/17

AppleIce

3
自転車好きなのでSHIMANOの歴史に興味が湧いて手に取った本。 なぜスプロケはこんなにも複雑な形状でどうやってここにたどり着いたのだろう。 使っている機材の開発に込められた情熱、歴史、そして企業としての考え方。 ますます自転車が好きになり、そして仕事頑張ろうという気にさせてくれる本。 自転車好きじゃないと出てくるパーツ名などの専門用語が理解できないと思うので、そこだけ注意。2019/03/19

Koki Miyachi

2
堺の町工場に過ぎなかった島野鐵工所が、自転車パーツメーカーが世界標準と言われる『シマノ』になる。個々の部品毎にメーカーが存在した時代から、各パーツが連携して機能するシステムで自転車を制御する時代を切り開いた立役者である。世界最高峰の自転車レース、『ツール・ド・フランス』で世界を制覇するまでの過程の中で、いかに『シマノ』がグローバル企業に成長していったか、熱い男たちのストーリーである。2020/01/03

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