ごみは燃やせ―リサイクル神話の呪縛を解く、ごみ焼却の経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334973827
  • NDC分類 518.52
  • Cコード C0095

内容説明

ごみを燃やして、なぜ悪いのか。「焼却は悪」の神話が生んだリサイクル至上主義、目的化したリサイクル運動に疑問を投げかけ、焼却による熱エネルギー回収、「燃やすリサイクル」を提案する。ごみを燃やせばうまくいく。

目次

第1章 ごみ発電所は新世代のリサイクル(ごみ発電所が稼動を開始した;燃料は一日約五〇〇トンのごみ ほか)
第2章 ごみとカネ(カネになる臭いを嗅ぎつけた暴力団;バブル崩壊の“ごみ”、不良債権回収をめぐる暴力団の暗躍 ほか)
第3章 幻想のリサイクル(ごみはどう流れるのか、リサイクルを支える土台を変える時が来た;悲劇!「おからはごみ、産業廃棄物」とした最高裁判決 ほか)
第4章 ごみを燃やしてなぜ悪い(ダイオキシン騒動を引き起こしたニュース報道;ダイオキシン削減には、ごみを減らすしかない ほか)

著者等紹介

立石勝規[タテイシカツノリ]
元毎日新聞論説副委員長。1943年、青森県弘前市生まれ。1967年、東北大学卒業後、毎日新聞社入社。新潟、横浜、仙台支局勤務を経て、1978年、東京本社社会部で厚生省、大蔵省国税庁を担当。1987年、社会部副部長。この間、スモン問題、田中新金脈摘発、中央信託銀行幹部の脱税事件、リクルート事件などを担当。1989年、新潟支局長。1992年、東京本社編集委員、1995年論説委員、1998年、論説副委員長。2003年3月末、論説委員で退職し、ジャーナリストとして独立する
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感想・レビュー

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手押し戦車

20
同じゴミでも企業が捨てると産業廃棄物になり、個人が捨てると一般廃棄物に変わり排出者責任が曖昧になる。製品のゴミをメーカーが責任を持ってリサイクルや処分する生産者責任がなく、処理は税金になる。古紙をちり紙と交換すると有償となりゴミではなくなり、だけどゴミ捨場に捨てるとゴミ扱いになる。リサイクルで集めても環境に効果がない。地球環境を守ると言うスローガンより、もっとこれから先、自分たちの親、子供、孫、もっと先の人が住める地球へ!した方がリサイクル考えると思うけど、リサイクル製品も扱いによりゴミになる法律。2015/02/26

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