消費の正解―ブランド好きの人がなぜ100円ショップでも買うのか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334973704
  • NDC分類 331.87
  • Cコード C0033

目次

エルメスと100円ショップ
1 安いものを買う・高いものも買う(ヴィトンの財布と温泉旅行;キハチの行列、並びたいか;誰もがみんなユニクロルック)
2 賢い消費者・バカな消費者(消費者はペプシマンで踊る?!;パパとマクドナルド、彼氏とスターバックス;マツモトキヨシと雪印;どんな店も「ヤフオク」にかなわない?)
3 消費に正解はあるのか(コンビニ弁当に割り箸は必要か;トイレットペーパーに花柄がついていると「お得」なのか;低金利時代、金融商品を買うべきか)
消費者は「バカ」なのか

著者等紹介

松原隆一郎[マツバラリュウイチロウ]
1956年兵庫県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は社会経済学・相関社会科学。近代の経済社会の変容をとくに消費の視点から分析している

辰巳渚[タツミナギサ]
1965年福井県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。マーケティング雑誌「月刊アクロス」記者、筑摩書房勤務を経て、フリーのマーケティングプランナーとして独立。専門は、ライフスタイルの変遷の分析と予測、および世代論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

高橋 橘苑

16
同じ対談形式といっても「バカヤロー経済学」と違い、かなり真摯に消費の質、そのあり方を議論している。2002年発行とやや古いが、辰巳渚の時に鋭く意表を突く切り口は新鮮で、現在にも当てはまる。◆第6章 マクドの半額バーガーが消費者の味方といっても、「こんなに安くていいのだろうか」とうしろめたい気がする何故なんでしょうか? (松原)そんな風に考えるのは日本人らしい。アメリカ人はまずそんなことは考えない……。 辰巳の言う、景気刺激策というけれど、個人消費を刺激するなんて可能なんですかの問いは、本質を問うている。2015/12/20

還暦院erk

1
図書館本。割と真面目に「勉強」の姿勢で読了。対談本なのだが、しばしば話がかみ合ってない…これでええんかいな?約10年前にも「景気浮揚に消費促進」とかわいわい言われてたんだなーとしみじみ。不況長いやん。スマホ時代・増税&金融緩和政策の中での消費の正解2013年版をまた、この2人に語りまくって欲しいと思った。2013/09/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/25864
  • ご注意事項

最近チェックした商品