内容説明
ゴミたちは見つけられるときを待っていた!?現代の「茶人」チチ松村がゴミと出合ったとき、それは“宝”に変わってゆく…。「たかがゴミ、されどゴミ」エッセイ。
目次
ギター
電気スタンド
黒いウニ―毛皮ボタン
伊勢エビ盆栽
銀の取っ手
スタンド式ヘアセット
ウミスズメとサメの卵
ブリキの太鼓
レコード(LP)
トレンチカッター〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アリクイ
7
ゴンチチ・チチ松村さんが書いた、路上に捨てられたゴミをひたすら観察したエッセイ集。切られて捨てられた畳、きれいに並べられて置かれて捨てられたスリッパ、クラゲの絵が描かれた壺…。捨てられたゴミの価値を考えてみたり、捨てられた理由を考えてみたりと、自分の興味のおもむくままに感心を持ってゴミと付き合うチチ松村さんは…どこに行きたいのか正直よく分からないですが、こういう視点を持っていれば街の光景の観察も面白くなるかも知れないなと。あと、このエッセイが大阪の朝日新聞夕刊で連載されていたのにビックリ。2014/02/09
nobu23
5
ゴンチチのチチ松村さんの、ゴミ捨て場で見つけた物をテーマにしたエッセイ。拾って持って帰って使ったり、謎の機械があったりバラエティ豊か。1テーマ2ページなのも読みやすい。2019/11/13
mustang
0
内容は今ひとつ2002/07/25