超(スーパー)耐性菌―現代医療が生んだ「死の変異」

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超(スーパー)耐性菌―現代医療が生んだ「死の変異」

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  • サイズ B6判/ページ数 408p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334962494
  • NDC分類 491.7
  • Cコード C0047

出版社内容情報

スーパー耐性菌に有効な新薬を探求するドラマを主軸に、抗生物質発見の歴史をはじめとする細菌治療の歩みを概説。

内容説明

数年前なら治療できたはずの感染症で、患者が命を落とすようになっている―抗生物質に晒され続けた結果、細菌は変異し、薬の効果を無力化できる「スーパー耐性菌」となっていた。しかも、スーパー耐性菌は至る所に存在し、無防備な私たちを脅かしている…。スーパー耐性菌に有効な抗菌薬はないのか。ニューヨーク・プレスビテリアン病院の勤務医である著者は未承認の治療薬「ダルバ」の実用化を目指して、あまりにも有能な同僚医師と治験への取り組みを始めるが、一筋縄ではいかない医療現場の実情が二人を阻み…。治験で出会った患者たちの人生を通して、また抗生物質の発見や医療実験の歴史を紐解きながら、感染症治療の最前線を描く迫真の医療ドキュメント。

目次

1 偶然の賜物(戦場の混乱のなかで;黄金時代)
2 最初の行動原則(幸運に助けられた兵士;人体実験に利用された人々 ほか)
3 ボランティア参加者たち―治験前期(ルース―ホロコーストの生存者;ジョージ―ジャングルの兵士 ほか)
4 表面下での出来事(ロックフェラー家;溶解素 ほか)
5 治癒を目指して―治験後期(メーガン―編集者;限界までやってみろ ほか)

著者等紹介

マッカーシー,マット[マッカーシー,マット] [McCarthy,Matt]
医師、ワイルコーネル医科大学院助教授。ニューヨーク・プレスビテリアン病院では倫理委員会の一員であり、勤務医として働く

久保尚子[クボナオコ]
翻訳家。京都大学理学部(化学)卒業、京都大学大学院理学研究科(分子生物学)修士課程修了。IT系企業勤務を経て、翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

23
厄介過ぎる「コロナウイルス」の控えのベンチには「スーパー耐性菌」がいて牙を剥き出しているということ。人類は種の存続のために永遠のいたちごっこに勝利し続けなければならないということ。細菌たちも必死で生きている。人間同士で戦争してる場合じゃない。2021/08/29

やす

3
耐性菌への抗菌薬開発ドキュメントとのことだったが、治験に入るまでの患者とのやり取りがほとんどで拍子抜け。個々の事例の紹介も尻切れトンボで、耐性菌の怖さを伝えたいのか、薬剤開発の大変さを伝えたいのかよくわからなかった。2021/12/10

マイアミ

3
★★★ 抗生物質耐性菌の皮膚感染症の罹患した人々に対して新たな抗菌薬の投与の治験の様子、どのようにして関係機関からの許可を取っているか、また患者たちを説得して参加させたり条件にそぐわないため除外したりなど、治験前段階も含めた流れと、そのエピソード間に挟まれる抗生物質の発見や過去の治験や製薬会社の抗菌薬に対する姿勢や世界で蔓延する耐性菌の状況などの話も加えて構成された一冊で、抗生物質にまつわる全体を理解を助けてくれる内容だった。製薬会社に抗菌薬を創薬するインセンティブがないというのは衝撃的だった。2021/08/14

ぴのこ

3
新しい抗菌薬「ダルバ」の治験の話。 一般向けのサイエンス本にありがちな抗菌薬発見の歴史で隙間を埋めるているのかな?と思いきや、確かにその通りの部分もあるけれど、治験に協力する患者の一人一人のエピソードが深い。治験協力を断ってきた患者のことを最後までくよくよ引きずっている著者に同情してしまった。危険な細菌と闘う著者でもあるが、彼のネガティブな感情がダサくて応援したくなる本。 2021/08/02

takao

0
ふむ2021/10/20

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