宇宙考古学の冒険―古代遺跡は人工衛星で探し出せ

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宇宙考古学の冒険―古代遺跡は人工衛星で探し出せ

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  • サイズ 46判/ページ数 478p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334962449
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C0022

出版社内容情報

衛星写真画像や電磁波を分析して新たに見つかった遺跡の位置から人間という種の驚くべき逞しさや適応力の程度がわかってくる。

内容説明

“現代のインディ・ジョーンズ”は、人工衛星で遺跡を探す!「宇宙考古学」とは、衛星画像データを分析することで遺跡を発見する学問だ。現代では、より高解像度でマルチスペクトルな画像を安価に扱えるようになったことで、表面の植生の違いからその地下にある物体の差異を見つけたり、踏査の難しい砂漠や密林を探索したりすることができる。この分野の第一人者であり、気鋭のエジプト学者であるサラ・パーカックが、みずからの体験を軸に、宇宙考古学の最先端、大発見、そして秘められた可能性を余すところなく紹介する。また、世界の古代遺跡の保全のために宇宙考古学が必要である理由、そしていま私たちが破滅した世界から学ばなくてはならない理由にもふれる。

目次

歴史は「積み重なる」
宇宙考古学とは何か
宇宙考古学の可能性
危ない仕事
間違った場所を掘っている
世界一周“新”考古学の旅
巨大王国の崩壊
首都の発見
未来の考古学
乗り越えるべきもの
盗まれた遺産
誰でも参加できる宇宙考古学

著者等紹介

パーカック,サラ[パーカック,サラ] [Parcak,Sarah]
アラバマ大学考古学教授。エジプト学者。衛星画像から遺跡を探すクラウドソーシングのプラットフォーム「グローバルエクスプローラー(GlobalXplorer)」を2016年に創設。現在までに約10万人のボランティアが参加し、南米などでの遺構の探索に貢献している。リモートセンシングを考古学研究に応用した活動には世界中のメディアが注目し、英国BBCはエジプト、ローマ、ヴァイキングの古代文明について著者をプレゼンターとして番組を製作した。2016年TED Prizeを受賞。ナショナルジオグラフィック協会のエクスプローラーでもある

熊谷玲美[クマガイレミ]
翻訳家。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻修士課程修了。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルピナスさん

31
面白過ぎて進んでは戻っての読書だった。『レイダーズ/失われたアーク』を観て考古学者を夢見たかつての子供も、生計を立てるという現実問題を考え夢を諦めたというのはよくある話だろう。考古学は最早地中に眠る遺跡を発掘するだけではない。宇宙考古学を始めとした様々な学問が関わる異分野融合の研究となっており、本書では考古学を目指す若者への指針のみならず、クラウドの力を用いて地球のどこにいても考古学研究に貢献し夢を実現できることが紹介されている。破滅した世界から私達は何を学べる?未知の遺跡は五千万か所以上もあるそうだ。2021/04/17

てつJapan

20
【とても良かった】読友さんの感想で読みました。とても面白い本。 ● 衛星などを使った考古学の話。火星の人面石、等の話ではありません。 ● まだまだ未発見な遺跡は山ほどあるという、ロマンの有る話。 ● 作者の考古学への愛が並みでなく、こちらも楽しくなります。 ● 盗掘の章だけは心が痛む。 ● 一般人が遺跡を見つけることのできるクラウドゲームはとても気になる。 ● 著者はTEDプライズにもノミネートされたらしい。2021/06/22

月をみるもの

16
やっぱ、ゆくゆくは他の惑星でもやりたいよね>遺跡探索。そのためにも、まずは地球で練習だよな。。しかし LiDAR で密林、クロップマークで農地、SAR で砂漠と、いずれもうわっつらだけであんまり突っ込んだ話はない。訳者さまのおかげで参考文献が充実してるんで、リモセンパートに関心のある人はそっちを読めってことなのであろう。2021/01/02

冬佳彰

16
宇宙考古学っていうと、シャンブロウとかが出てくる火星の都市で、というのは嘘。人工衛星からの様々な写真をデータ解析し、人間がディスプレイに張り付いて、遺産が埋まっていることによる植生の相違などから、新たな遺産を発見する手法とのこと。見つかったと思ったら、ディスプレイの汚れだった、などという話も。本書は宇宙考古学の説明を中心に、現在の考古学のありようや盗掘のこと、学術的リソースの無償化などに関し、多方面から記述している。ある研究者などは、一晩で彼が三十年かけて発見した数以上の遺跡を発見したと。(続く)2020/12/26

hal

14
考古学の最先端技術での調査方法について色々紹介している本。著者はエジプト学が専門の考古学者。専門のエジプト以外にもヴァイキングやペルーの話もあり、実際の考古学の発掘がどのようなものか楽しく語られている。海外では多様なジャンルの専門家とのチームで発掘が行われるのが普通だが、日本だと、理系学者は英語で論文を書くし、文系学者は英語の論文を読む習慣がなく、両者を結びつける人もいないのでチームが作れないという話を聞いたことがあるが、今はどうなっているのだろう?2020/11/18

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