内容説明
奸雄・曹操に追いつめられた劉備は“赤壁の戦い”でどう逆境を脱出したか?蜀を得るまでの猛将・関羽の奮闘を描く激闘編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Crystal.B
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三顧の礼も赤壁の戦いも、読んでみたら意外とさらりとしていましたが、これを読んでから映画を見たら、もっと楽しめたのにと思いました。最初から蜀にスポットが当たっているので、劉備が王道を行く人物に描かれていますが、私は、どこか不器用な関羽ややんちゃな張飛が魅力的に思えます。それにしても日本は神話の時代に、兵力動員数が15万とか30万とか、中国とは、広くて、人が多くて、いったいどれだけ戦乱の歴史を経てきたのだろうと改めて思いました。あのよくも悪くも強靱で強かな国民性は四千年かけて作られたのだと納得できます。2014/06/05
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